マン・マリア【マン マリア】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4335号 |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | マン・マリア よみ:マン マリア |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1996年 3月 10日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ドミニコ・マンスィーノ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者の保有系統に「ロサ マリア」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花色が淡ピンクで丸弁,整形咲,微香のやや小輪花となる切花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新梢の色及び開花後の枝の色は淡緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は狭,色は赤紫,数は幹の部分及び花枝の基部は多,花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の数は5枚以下,本葉の長さは短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形は卵形である。花形は整形咲,花の大きさはやや小輪,高さは低,花弁表側の色は淡ピンク(JHS カラーチャート0402),裏側はピンク白(同0401)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は丸弁,花弁一枚の形は広楕円形先端丸形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は60枚以上である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「メイディジロ」と比較して,蕾の形が卵形であること,花弁一枚の形が広楕円形先端丸形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者のほ場(イタリア共和国)において,1982年に育成者の保有系統に「ロサ マリア」を交配し,その実生の中から選抜し,これを挿木増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1987年に育成を完了したものである。 |
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