マンルシー【マンルシー】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8702号 |
登録年月日 | 2001年 2月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | マンルシー よみ:マンルシー |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 2月 12日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ドミニコ マンスィーノ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「マン・サラ」に育成者所有の無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は明緑黄色で弁先から弁央に淡紫ピンク色のぼかしが入り半剣弁、カップ咲、弱香の小輪となる切花向きの品種である。樹形は直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は上下部えぐれ形、長さはやや短、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部及び枝中央部はかなり多、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数は少、本葉の長さはやや短、幅は狭である。新葉の色は緑、光沢は弱、本葉の色は濃緑、光沢は中、厚さはやや薄、硬さは中である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径は小、高さはやや低、花弁表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2704)で弁先から弁央に淡紫ピンク(同9702)のぼかしが入り、裏面の色は浅緑黄(同2703)で弁先に淡紫ピンク(同9502)のぼかしが入る。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は25~29、一茎の花数は2~5、花の香りは弱である。枝の長さはかなり短、太さは細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花時期はやや早である。「ルイジェルダン」と比較して、花弁表面の色が明緑黄で弁先から弁央に淡紫ピンクのぼかしが入ること、花弁裏面の色が浅緑黄で弁先に淡紫ピンクのぼかしが入ること、花弁数が多いこと等で、「ダイコリビ」と比較して、花弁表面の色が明緑黄で弁先から弁央に淡紫ピンクのぼかしが入ること、花弁裏面の色が浅緑黄で弁先に淡紫ピンクのぼかしが入ること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1987年に育成者のほ場(イタリア共和国)において、「マン・サラ」に育成者所有の無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「マン・ルシー」であった。 |
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