マッシブ・ダイナミック社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:09 UTC 版)
「FRINGE/フリンジ」の記事における「マッシブ・ダイナミック社」の解説
ニーナ・シャープ (Nina Sharp) 演 - ブレア・ブラウン、日本語吹替 - 宮寺智子 マッシブ・ダイナミック社重役。 ウィリアム・ベルの側近であり、最先端技術を有する謎多き会社の科学技術部門を率いる。マッシブ・ダイナミックに入社する前はマラソン選手だったらしい。ブロイルズとは旧知の仲である。 右腕にハイテク義手を身につけている。オリビアとの初対面時には癌で失ったと説明していたが、実際はかつて『向こう側の世界』に行こうとしたウォルターを止めようとして世界の狭間に巻き込まれたことによる。その経緯から、ピーターの秘密を知る数少ない人間の一人である。 シーズン4では異なる時間軸の世界であり、両親が他界したダナム姉妹の育ての親である。そのためオリビアとは非常に親しい。シーズン4では向こう側のニーナ・シャープはデビッド・ロバート・ジョーンズと共にウィリアム・ベルの計画を実行するために新型シェイプシフターを使い暗躍した。 ウィリアム・ベル (William Bell) 演 - レナード・ニモイ、日本語吹替 - 小川真司 マッシブ・ダイナミック社創設者。 ウォルターのかつての盟友であったが、過去の出来事で袂を分かった。滅多に人前に姿を見せることがなく、オリビアが捜査に訪れる際もニーナがマッシブ・ダイナミック社の顔役となっている。 2つの世界を知る数少ない人間の一人だが、世界間移動を繰り返した影響で不安定な存在となっており、『向こう側』の世界から戻ることができずにいた。シーズン2の終盤、『向こう側』を訪れたオリビアとウォルターに再会するが、オリビアが開いた世界間移動のゲートを維持するためのエネルギーとしてその身を捧げ、消滅する。 初めてオリビアを『向こう側』に呼び寄せた際、他人に魂を移す発明『ソウルマグネット』によって オリビアに魂を移していた。シーズン3にてオリビアの肉体を宿主として復活、死体へ魂を移すことを試みるが上手くいかず、逆に時間の経過と共にオリビアの魂が消滅の危機に瀕していることを察知、ピーター等と共にオリビアの深層心理の世界からオリビアを助け出し、そのまま魂も消滅する。 『向こう側』のベルは事故死しており、ウォルター(ウォルタネイト)とは出会っていない。 シーズン4では異なる時間軸の世界であるため、過去に事故で死亡したことになっている。しかし、実際には事故を偽装し、『向こう側』の世界に潜伏しながら両方の世界を破壊し、その後に自らの理想の世界を創造するための準備を行っていた。この計画は元々は両方の世界のピーターを死なせてしまったウォルターが自暴自棄になり考え出したものだったが、ウォルターはそんな自分を恐れて脳の部分切除手術を受けた。デビッド・ロバート・ジョーンズや向こう側のニーナ・シャープを使い、二つの世界を衝突させるためにオリビアにコーテキシファンの投与や力の覚醒を促したが、ウォルターがオリビアを殺害したことで計画は破綻、『向こう側』へ逃走した。 シーズン5ではウォルターたちと共にアンバーに閉じ込められている。救出されたウォルターはベルの金庫を開けるために必要な手だけを切り取り持ち去った。ウォルター曰く、アンバーに閉じ込められる前にベルは監視人側に寝返っていた。
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