マキシ・ロドリゲスとは? わかりやすく解説

マキシ・ロドリゲス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 00:04 UTC 版)

マキシ・ロドリゲス
名前
本名 マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス
Maximiliano Rubén Rodríguez
愛称 マキシ、ラ・フィエラ
ラテン文字 Maxi RODRÍGUEZ
基本情報
国籍 アルゼンチン
イタリア
生年月日 (1981-01-02) 1981年1月2日(44歳)
出身地 ロサリオ
身長 178cm
体重 73kg
選手情報
ポジション MF / FW
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1999-2002 ニューウェルズ・オールドボーイズ 57 (20)
2002-2005 RCDエスパニョール 111 (26)
2005-2010 アトレティコ・マドリード 121 (32)
2010-2012 リヴァプールFC 57 (15)
2012-2017 ニューウェルズ・オールドボーイズ 138 (48)
2017-2018 CAペニャロール 43 (15)
2019-2021 ニューウェルズ・オールドボーイズ 33 (9)
通算 556 (162)
代表歴
2001 アルゼンチン U20 7 (4)
2003-2014 アルゼンチン 57 (16)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マキシ・ロドリゲス (Maxi Rodríguez) こと、マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲスMaximiliano Rubén Rodríguez, 1981年1月2日 - )は、アルゼンチンロサリオ出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。主にサイドハーフを務めるが、オフェンシブハーフ、フォワードとしても起用される。

クラブ経歴

アルゼンチンのプリメーラ・ディビシオンニューウェルズ・オールドボーイズのユースチームの出身。

同チームで3シーズン過ごした後、2002年リーガ・エスパニョーラプリメーラ・ディビシオンRCDエスパニョールに移籍した。2002年9月2日、0-2で敗れたレアル・マドリード戦で同リーグにデビュー。エスパニョールで過ごした最後のシーズンである2004-05シーズンには、リーグ戦全38試合中の37試合に出場し、エスパニョールのリーガ通算2000ゴール目を含む15ゴールを挙げた。

2005-06シーズン開幕前に、700万ユーロ(350万ユーロとも)の移籍金でアトレティコ・マドリードに移籍した[1]。2008-09シーズンにはチーム・キャプテンを務めるなど、チームの主軸として活躍した。しかし2009-10シーズンは出場機会が減少し、キャプテンの座もアントニオ・ロペスに譲っていた。2010年1月、リヴァプールFCに移籍。契約期間は3年半で、移籍金は発生しない。

2012年7月13日、リヴァプールを退団し、古巣ニューウェルズ・オールドボーイズに加入した[2]

2017年7月26日、ウルグアイのCAペニャロールに移籍した[3]

2021年11月27日、現役引退を表明した[4]

代表経歴

2001年に開催されたワールドユース選手権で優勝したアルゼンチンU-20のメンバーである。

2003年日本との親善試合より同国代表としてプレーし、2005年開催のFIFAコンフェデレーションズカップ2006 FIFAワールドカップ・南米予選に出場した。

2006年開催のワールドカップドイツ大会では、3ゴールをあげる活躍をみせた。グループステージではセルビア・モンテネグロから2ゴールを奪い、決勝トーナメント1回戦・対メキシコ戦においては、延長前半8分に、同大会のベストゴールに選ばれた見事なミドルシュートを決めた(フアン・パブロ・ソリンからの山なりのパスをペナルティエリア外右側で胸でワントラップし、そのまま左足でボレー。強烈なドライブのかかったミドルシュートにキーパーの手は届かず、ゴール左隅に吸い込まれた)。

しかしながら、2006年6月30日、準々決勝のドイツ戦終了後、同試合に出場した代表選手シュヴァインシュタイガーに暴力行為を働いたため、5000スイス・フランの罰金と、コパ・アメリカ2007における二試合の出場停止処分を受けた。

2006年10月11日スペイン代表との国際親善試合で右ひざ前十字靭帯を損傷という大怪我を負った[5] が、シーズン終盤には回復し、試合にも出場した。

2014年の、ワールドカップブラジル大会でも代表メンバーに選出され、2試合に出場。準決勝のオランダ戦では、PK戦の第4キッカーを務め、決勝進出を決めるPKを成功した。

代表歴

トレーニング中のロドリゲス

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 57試合 16得点(2003年-2014年)[6]


アルゼンチン代表 国際Aマッチ
出場 得点
2003 2 1
2004 2 0
2005 8 1
2006 7 4
2007 4 1
2008 5 2
2009 7 1
2010 6 2
2011 0 0
2012 4 0
2013 7 3
2014 5 1
通算 57 16

得点

 #  日時 場所 対戦相手 スコア 最終結果 大会
1. 2003年6月8日 大阪市 日本 4-1 4-1 親善試合
2. 2005年8月17日 ブダペスト ハンガリー 1-0 2-1
3. 2006年5月30日 サレルノ アンゴラ 1-0 2-0
4. 2006年6月16日 ゲルゼンキルヒェン セルビア・モンテネグロ 1-0 6-0 2006 FIFAワールドカップ
5. 3-0
6. 2006年6月24日 ライプツィヒ メキシコ 2-1 2-1
(aet)
7. 2007年8月22日 オスロ ノルウェー 1-2 1-2 親善試合
8. 2008年6月4日 サンディエゴ メキシコ 3-0 4-1
9. 2008年11月19日 グラスゴー スコットランド 1-0 1-0
10. 2009年3月28日 ブエノスアイレス ベネズエラ 3-0 4-0 2010 FIFAワールドカップ・南米予選
11. 2010年5月24日 カナダ 1-0 5-0 親善試合
12. 2-0
13. 2013年9月10日 アスンシオン パラグアイ 5-2 5-2 2014 FIFAワールドカップ・南米予選
14. 2013年10月15日 モンテビデオ ウルグアイ 1-1 2-3
15. 2-2
16. 2014年6月4日 ラ・プラタ トリニダード・トバゴ 3-0 3-0 親善試合

タイトル

クラブ

アトレティコ・マドリード
リヴァプールFC
ニューウェルズ・オールドボーイズ
ペニャロール

代表

U-20アルゼンチン代表

脚注

  1. ^ uefa.com (2005年7月1日). “マキシ、アトレティコへ移籍”. 2009年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月16日閲覧。
  2. ^ “リバプールがローマからボリーニを獲得、マキシ・ロドリゲスは退団”. AFPB News. (2012年7月14日). https://www.afpbb.com/articles/-/2889412?pid=9249125 2018年5月26日閲覧。 
  3. ^ アトレティコやリバプールでプレーした元アルゼンチン代表FWマキシ・ロドリゲスがペニャロールへ完全移籍”. 超ワールドサッカー (2017年7月27日). 2018年5月26日閲覧。
  4. ^ “Ex-Liverpool winger Maxi Rodriguez retires at 40”. BBC Sport. (7 December 2021). https://www.bbc.co.uk/sport/football/59564218 2022年2月1日閲覧。 
  5. ^ uefa.com (2006年10月12日). “マキシ負傷でアトレティコに痛手”. 2009年7月11日閲覧。
  6. ^ マキシ・ロドリゲス - National-Football-Teams.com

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