マカロニ・ウエスタンのトップ・スタントマン
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「ベニート・ステファネリィ」の記事における「マカロニ・ウエスタンのトップ・スタントマン」の解説
レオーネ組での実績もさることながら、名実共にイタリアのトップ・スタントマンに上り詰めた。スタント・コーディネーターや殺陣師、武器や銃火器指導、馬術指導を兼任することもあった。 中でもジュリアーノ・ジェンマ主演のマカロニ・ウェスタンへの出演も目立ち、『怒りの荒野』(1967年)に於ける馬上の決闘はマカロニ・ウェスタン屈指の名スタントに数えられる。他にも『荒野の1ドル銀貨』(1965年)、『さいはての用心棒』(1966年)、『荒野の一つ星』(1967年)、『暁のガンマン(さすらいの用心棒)』(1968年/未/TV放映)等にスタント・コーディネーターと助演の兼任で参加した。また、セルジオ・ソリーマ監督の『復讐のガンマン』(1966年)の闘牛の場面ではトーマス・ミリアンのスタントを務めた。 マカロニ・ウエスタン末期の1977年にはボクサーのカルロス・モンソン主演の『エル・マッチョ』(未ソフト化)にもスタント・コーディネーターも兼ねて助演し、『荒野の無頼漢』(1970年)等のマカロニ・ウェスタンの代表的スターであるジョージ・ヒルトンが仇役で出ていた。これはアルゼンチンとの合作で、現地でロケも行われた。また、アルプスでロケが行われた『白い牙の救出』(1975年/未ソフト化)では当時のイタリア映画界のトップ・スターであるマウリツィオ・メルリと悪役に定評あるハリウッド俳優のヘンリー・シルヴァとの共演で、久々にベニー・リーヴスの変名を名乗っていた。
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