ポップの存在とは? わかりやすく解説

ポップの存在

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:52 UTC 版)

DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の記事における「ポップの存在」の解説

原作者三条は、読み切りから『ダイの大冒険』の制作入った段階で、読者興味惹くためには読者との窓口になるキャラクター必要だ考える。ダイ読者憧れヒーローであり、立派な勇者である。みっともないことはできない言動には制約禁止事項多く出てくると推察する。ならば、その反対にみっともないキャラクターを脇に置いてダイできないことやらせよう弱虫臆病なポップ誕生させた。三条は「彼と主人公ダイとのダブル主役いきたい考えていたんです」と語る。駄目なキャラクターであるポップ強くなれば、「もともと15の力の奴が20になるよりも、0だった奴が15になるほうが断然嬉しいでしょ」と言い三条ダイのかっこよさとは違った感動味わえることを表現しようとした。ポップいるからこそダイ強く見えポップは弱いのによく頑張ったという展開が可能になったという。ポップ成長立ち上げ時からの計画で、三条は「読者に最も見下されている彼が、オーバー・ザ・トップとして主戦力にまでなるっていう展開は当時ジャンプセオリーから飛び出せると思いました」と述べている。 ところが連載初期において編集部から「こいつ(ポップいらないから、早く殺せよ」と進言されてしまう。三条は「いや、こいつ、これから結構がんばるんですよ」と編集部必死に説得したという。主人公以上にサブキャラが奮闘する漫画目指していること、ごく普通の人間でも頑張った戦え漫画をやろうとしていることを説明しポップかばったというエピソードがある。 メンタリティーに関しては、ダイ少年らしく純粋でもろく、人間ポップは体はもろいがメンタリティーが強い。三条ポップメンタリティーは「ダイよりもよっぽどタフ」だとしている。登場する誰もが人間は弱い、価値がない」と嘆く時に価値があるんだバカヤローと言い続け役目ポップであり、生まれながら勇者であるダイにはできない役だという。人間竜の騎士ハーフであるダイ人間代弁者ではない。人間代弁者として大魔王挑んでいくのがポップ役割である。

※この「ポップの存在」の解説は、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の解説の一部です。
「ポップの存在」を含む「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の記事については、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の概要を参照ください。

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