脱工業化社会
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脱工業化社会(だつこうぎょうかしゃかい、英: post-industrial society)とは、工業化を経た産業社会(工業社会)がさらに発展し、産業構造において情報・知識・サービスなどを扱う第三次産業の占める割合が高まった社会のこと[1]。「脱工業社会」、あるいは「脱産業(化)社会」、「ポスト工業(化)社会」とも呼ばれる。
注釈
- ^ 訳書では英語原文における“agrarian revolution”の訳語として「農業革命」を用いているが、これは18世紀における農業生産の飛躍的向上に付随した農業革命のことではなく、新石器時代に人類が初めて農耕を開始したことに伴い、それまでの狩猟採集社会から社会構造を大変革させ、その後の文明の形成にまで波及した農耕革命(新石器革命)を指している。
出典
- ^ 駄田井 正, 浅見 良露, 鶴田 善彦 (編) 『地域経済の視点―筑後川流域圏の経済社会と住民生活』九州大学出版会、1999年1月1日、5頁。ISBN 978-4873785776。
- ^ 国土審議会調査改革部会 二層の広域化による自立・安定した地域社会の形成
- ^ 新川他、2004年、209-210頁。
- 1 脱工業化社会とは
- 2 脱工業化社会の概要
- 3 脚注
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