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セカイ系

(ポストエヴァンゲリオン症候群から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/06 14:38 UTC 版)

セカイ系（セカイけい、世界系）は、漫画・アニメ・ゲーム・ライトノベルなどの日本のサブカルチャー諸分野における物語の類型の一つである。

脚注

注釈

^ ウェブサイト『惑星開発委員会』での定義を参照^[6]。
^ 元長征木が最も早いとしている^[10]
^ 『灼眼のシャナ』、『スプリガン』のように、平凡な学園生活（日常）と並行して異能による戦闘（非日常）が進行する、主にライトノベルを原作とする作品群。

出典

^ 元々、この名義でジュブナイルポルノ批評サイトを運営しており、初期の二次元ドリームノベルズでは岡田英建（ウガニク）編集長のブレーンを務めていた。
^ “はぴねす☆どれいん！　ママはサキュバス!?”. KILL TIME COMMUNICATION. 2020年5月15日閲覧。
^ 2020年現在は「とかたきくちる」名義。https://xmypage.syosetu.com/x8325l/
^ ^a ^b 前島賢 2010, p. 27.
^ ^a ^b 2002年当時の『ぷるにえブックマーク』
^ 前島賢 2010, pp. 28–29.
^ 限界小説研究会編 2009, p. 121, 佐藤心「『イリヤの空』、崇高をめぐって.
^ 前島賢 2010, p. 137.
^ 前島賢 2010, pp. 129–130.
^ 前島賢 2010, pp. 141–142.
^ 東浩紀他『波状言論美少女ゲームの臨界点』2004年の編集部注によるもので、東の著作で何度か再記されている。例えば東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生動物化するポストモダン2』講談社〈講談社現代新書〉、2007年、96-97頁。ISBN 9784061498839。など
^ ^a ^b 浅羽通明『右翼と左翼』幻冬舎 2006年、p.199. ISBN 978-4344980006.
^ 斎藤環『文学の断層セカイ・震災・キャラクター』朝日新聞出版、2008年、149頁。ISBN 978-4022504081。
^ 笠井潔 2008, pp. 52–53, 社会領域の消失と「セカイ」の構造.
^ 前田塁『飛躍の論理』、「文學界」2005年3月号、「私が世界と直結する『セカイ系』という『キブン』もまた、厳然と存在する中間領域に目をつぶることによって、はじめて成り立つものでしかない」「存在するはずの経済や歴史の問題をいっさい描かない」
^ 元長柾木『パブリック・エナミー・ナンバーワン』、講談社MOOK『ファウスト』第五号所収、講談社、2005年、pp.222「登場人物や作者、そして読者の自意識過剰、社会性・社会経験の欠如が批判されることが多いのだが」
^ ^a ^b 東浩紀、『猶予のセカイを超えて』前編、「波状言論」21号、2005年
^ 笠井潔 2008, p. 128, 偽史の想像力と「リアル」の変容.
^ 佐々木敦『「きみ」と「ぼく」の壊れた「世界/セカイ」は「密室」でできている？』（『総特集西尾維新』「ユリイカ」9月臨時増刊号、青土社、2004年所収）p.159
^ 笠井潔 2008, pp. 47–48, 社会領域の消失と「セカイ」の構造.
^ ^a ^b 東浩紀「波状言論」10-a号上遠野浩平インタビュー「ブギーポップの彼方に視えたもの」後編、2004年
^ 『コードギアス』谷口悟朗が明かす監督術ーー「こうすれば売れる」をわかった上で裏切る - エンタメ - ニュース｜週プレNEWS
^ 『ちーちゃんは悠久の向こう』（日日日著、新風者文庫、2005年）所収の久美沙織による解説
^ 宇野常寛 2008, p. 86.
^ 前島賢 2010, p. 125.
^ 前島賢 2010, p. 173.
^ 前島賢 2010, p. 151.
^ 前島賢 2010, pp. 219-220など.
^ 前島賢 2010, pp. 227–235.
^ 【アニメコラム】『天気の子』　新海誠監督が今描く「セカイ系」の物語 | エンタメOVO（オーヴォ）
^ 『天気の子』新海誠監督が明かす“賛否両論”映画を作ったワケ、“セカイ系”と言われることへの答え - 2ページ目｜最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
^ 笠井潔『戦闘美少女とily a』『探偵小説はセカイと遭遇した』南雲堂（2008年）所収、p.60には「近年のアニメやコミックやゲームに見られる、社会領域を欠いて自閉した印象の、キミとボクの恋愛ドラマは「セカイ系」と称されている」とある。
^ ^a ^b 元長柾木『パブリック・エナミー・ナンバーワン』、講談社MOOK『ファウスト』第五号所収、講談社、2005年、p.243
^ 元長、同書、p.228
^ 東浩紀（2004）『セカイから、もっと遠くへ』（新海誠インタビュー前編・後編）「波状言論」15、16号
^ 東浩紀　同箇所
^ 東浩紀他『波状言論美少女ゲームの臨界点』2004年の座談会での東野発言。引用は前島の前掲書p.175に拠った
^ 前島賢 2010, p. 158-176など.