ホワイト・ライオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/07 02:34 UTC 版)
ホワイト・ライオン White Lion |
|
---|---|
![]()
ホワイト・ライオンのマイク・トランプ
|
|
基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | ハードロック、グラムメタル |
活動期間 | 1983年 - 1991年、1999年、2004年 - 2009年、2023年 - |
レーベル | アトランティック、ワーナー、ジムコ、フロンティアーズ |
メンバー | マイク・トランプ マーカス・ナンド クラウス・ランゲスコフ ケニー・アンディ |
旧メンバー | ヴィト・ブラッタ ニッキー・カポージ フェリックス・ロビンソン ジョー・ハッセルヴァンダー デイヴ・スピッツ ブルーノ・ラヴェル ジェイムズ・ロメンゾ グレッグ・ダンジェロ ジミー・デグラッソ ダレル・コールバーン トミー・T・ボーン・キャラドナ カスパー・ダンガード ダン・ヘマー ニルス・クロイヤー ブジャミ・T・ホルム トロイ・パトリック・ファレル ジェイミー・ロウ ヘニング・ワーナー |
ホワイト・ライオン(White Lion)は、1983年にアメリカで結成したハードロック・バンド。ボーカルであるデンマーク出身のマイク・トランプと、アメリカ人ギタリストのヴィト・ブラッタによってニューヨークで結成された。
来歴
- 1983年、マイク・トランプ(Vo)、ヴィト・ブラッタ(G)、フェリックス・ロビンソン(B)、ニッキー・カポージ(Dr)らにより結成される。
- 1985年、フェリックスが脱退、後任にデイヴ・スピッツが加入。ニッキーも脱退し、同年9月に元アンスラックスのグレッグ・ダンジェロが加入する。
- 1986年、デイヴがブラック・サバスに加入するため脱退。ブルーノ・ラヴェルが加入するが、すぐに脱退。3月にジェイムズ・ロメンゾが加入し、メンバーが固定化する。
- 1987年、アトランティックレコードと契約し、6月に『プライド』をリリース。
- 1991年、ヨーロッパツアー後、方向性の違いにより、グレッグとジェイムズが脱退。ベースにトニー・T・ボーン・キャラドナ、ドラムにメガデスやアリス・クーパー・バンドに在籍したジミー・デグラッソが加入。
解散、再結成
1991年に解散する。解散と同時にギタリストのヴィト・ブラッタは音楽シーンから姿を消す。「ピザ店のオーナーに転身した」と言われているが、真相は不明である。1999年に再結成するが、マイク・トランプはヴィトに声を掛けたもののヴィトは断ったといわれている。その後2009年5月時点での、ホワイト・ライオンとしての活動は白紙状態となっていたものの、2023年春にボーカルのマイク・トランプがバンドを再結成し、2024年までヨーロッパとアメリカで公演を行うことを発表した。
メンバー
現在のメンバー
- マイク・トランプ - リードボーカル、リズムギター(1983年–1991年、1999年–2009年、2023年–)
- マーカス・ナンド - リードギター(2023年–)
- クラウス・ランゲスコフ - ベース(2004年–2009年、2023年–)
- ケニー・アンディ - ドラムス(2023年–)
元メンバー
- ヴィト・ブラッタ - リードギター、バッキングボーカル(1983年–1991年)
- ニッキー・カポージ - ドラムス(1983年–1984年)
- フェリックス・ロビンソン - ベース(1983年–1984年)
- ジョー・ハッセルヴァンダー - ドラムス(1983年)
- デイヴ・スピッツ - ベース(1985年–1986年)
- ブルーノ・ラヴェル - ベース(1986年)
- ジェイムズ・ロメンゾ - ベース、バッキングボーカル(1986年–1991年)
- グレッグ・ダンジェロ - ドラムス(1985年–1991年)
- ジミー・デグラッソ - ドラムス(1991年)
- ダレル・コールバーン -
- トミー・T・ボーン・キャラドナ - ベース(1991年)
- カスパー・ダンガード - リードギター(1999年–2003年)
- ダン・ヘマー - キーボード(1999年–2003年)
- ニルス・クロイヤー - ベース(1999年–2003年)
- ブジャミ・T・ホルム - ドラムス(1999年–2003)
- トロイ・パトリック・ファレル - ドラムス(2004年–2009年)
- ジェイミー・ロウ - リードギター(2004年–2009年)
- ヘニング・ワーナー - キーボード(2004年–2009年)
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
- 『華麗なる反逆』 - Fight to Survive (1985年、Atlantic)
- 『プライド』 - Pride (1987年、Atlantic)
- 『ビッグ・ゲーム』 - Big Game (1989年、Atlantic)
- 『メイン・アトラクション』 - Mane Attraction (1991年、Atlantic)
- 『リターン・オブ・ザ・プライド』 - Return of the Pride (2008年、Frontiers)
ライブ・アルバム
- Rocking the USA (2005年、Frontiers Italy)
コンピレーション・アルバム
- The Best of White Lion (1992年、Atlantic)
- Remembering White Lion (1999年、Cleopatra) ※新録音によるベスト盤
- Anthology 83-89 (2004年、Cleopatra)
- The Definitive Rock Collection (White Lion) (2007年、Atlantic)
- 『オール・ユー・ニード・イズ・ロックン・ロール~コンプリート・アルバムス1985-1991』 - All You Need Is Rock 'N' Roll: The Complete Albums 1985–1991 (2020年、HNE) ※ボックスセット
シングル
年 | 曲名 | 順位 | アルバム | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
USA MR | CAN [1] |
SWE [2] |
UK[3] | ||||
1985年 | "Broken Heart" | – | – | – | – | – | Fight to Survive |
1987年 | "Wait" | 8 | 18 | 48 | – | 88 | Pride |
1988年 | "Tell Me" | 58 | 25 | – | – | – | |
"When the Children Cry" | 3 | 7 | 53 | 7 | 88 | ||
"All You Need is Rock 'N' Roll" | – | – | – | – | – | ||
1989年 | "Little Fighter" | 52 | 12 | 65 | – | – | Big Game |
"Radar Love" | 59 | – | – | – | – | ||
1990年 | "Cry for Freedom" | – | – | – | – | – | |
1991年 | "Lights and Thunder" | – | – | – | – | 95 | Mane Attraction |
"Broken Heart" #2 | – | – | – | – | – | ||
"Love Don't Come Easy" | – | 24 | – | – | – |
脚注
関連項目
外部リンク
ホワイトライオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 07:38 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2021年6月)
|

ホワイトライオンは、ライオンの白変種である。ホワイトライオンという独立した種が存在するわけではない。
個体数は世界でも300頭ほど。ほとんどは動物園など飼育下繁殖個体であり、野生では南アフリカで2プライドのホワイトライオンの群れが人為的に保存されている。アフリカでは、神の使いとする伝承がある。
ホワイトライオンの数が少ない理由は、彼らの特徴である「白い色」が潜性遺伝によって受け継がれるからであり、飼育下では白変個体どうしを掛け合わせる近親交配が行われている。
野生では、白い毛皮を身にまとうホワイトライオンは、狩りの際、敵に見つかりやすくなかなか食事にありつけないため餓死する。
白変個体については、いくつかの仮説があるが、最有力な説は今から2万年前の氷期までさかのぼる。かつてライオンは、アフリカ、アジア、ヨーロッパ全域からアメリカ大陸まで広く生息していたが、当時、世界は氷河期の最盛期であり、多くの地域が氷と雪に覆われた白い世界であった。そのような環境下では白い毛皮が保護色となり、敵から身を隠したり、または狩りの獲物に忍び寄りやすくなっていた。当時は、ホワイトライオンの方が黄色い毛皮を持つライオンより、カモフラージュに適していた。そしてこの時の遺伝子が今も受け継がれているため、ときおりホワイトライオンが生まれると考えられている。現在ではそのような遺伝子を持つホワイトライオンを守ろうと、保護活動が行われているが、研究者らに批判されている。白変種のみを保護することは不自然であり、近親交配を進めることにつながる。
保全状況
VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))
日本での飼育例
- 東北サファリパーク - 1999年12月末までに42頭出産[1]。
- 木下サーカス - 池田動物園に一時貸し出し[2]、2018年9月死亡[3]。
- 那須サファリパーク
- 姫路セントラルパーク[4]
- 伊豆アニマルキングダム[5]
- 秋吉台サファリランド
- 沖縄こどもの国[6]
脚注
- ^ ホワイトライオン物語野生の王国 東北サファリパーク サファリ動物図鑑
- ^ ホワイトライオンのハタリ君来園!! 世界中で300頭しかいないホワイトライオンのハタリ君が、木下サーカスより来園いたしました。池田動物園, 2011年7月1日(アーカイブ)
- ^ 池田動物園 園の「顔」、大地(エゾヒグマ)とハタリ(ホワイトライオン) 今月、相次ぎ死ぬ 園内に献花台、好物供え /岡山
- ^ ホワイトライオンのえさやり - 姫路セントラルパーク
- ^ ホワイトライオンとホワイトタイガーの赤ちゃん - デイリーモーション動画日本テレビ, 2012年7月29日放送
- ^ 沖縄こどもの国にホワイトライオン 「ヒーローになれるように」東北サファリパークから
関連項目
ホワイトライオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 07:33 UTC 版)
「ホワイト・ライオン伝説 ピラミッドの彼方に」の記事における「ホワイトライオン」の解説
かつてエジプトの村々を震撼させた、地獄の門に逃げ込んだと言われる伝説の猛獣。本作品の最終ボス。
※この「ホワイトライオン」の解説は、「ホワイト・ライオン伝説 ピラミッドの彼方に」の解説の一部です。
「ホワイトライオン」を含む「ホワイト・ライオン伝説 ピラミッドの彼方に」の記事については、「ホワイト・ライオン伝説 ピラミッドの彼方に」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
ロック・バンド |
ライズ・アゲインスト RIZE ホワイト・ライオン ヘラコプターズ MisLead |
アメリカ合衆国のヘヴィメタル・バンド |
シャドウ・ギャラリー スレイヤー ホワイト・ライオン カクタス テロライザー |
ネコ科 |
アリゾナジャガー スミロドン ホワイトライオン アフリカゴールデンキャット ウンピョウ |
- ホワイト・ライオンのページへのリンク