ベイライン7300とは? わかりやすく解説

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BAY LINE 7300

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 04:55 UTC 版)

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BAY LINE 7300
ジャンル リクエスト番組
放送方式 生放送(FMステレオ放送)
放送期間 1991年4月1日 - 2009年3月31日
放送時間 #歴史・概説を参照
放送局 bayfm
パーソナリティ こちらを参照
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BAY LINE 7300』(ベイライン セブンスリーオーオー)は、千葉県のFMラジオ局・bayfm1991年4月1日から2009年3月31日まで、毎週月曜日から金曜日の夕方に放送していたラジオ帯番組である。

歴史・概説

1991年4月1日、電話リクエスト番組として、『オール電リク TOKYO BAY LINE 7300』として放送開始。1993年3月までは毎週金曜のみ17:00 - 20:30の放送だったが、4月からは前番組の『COAST HIGHWAY 78』の枠を吸収したうえで放送曜日が拡大され、月-金曜日の帯番組となった。この時の月-木曜日の放送時間は16:00 - 18:47であり[1]、金曜のみ開始時刻も終了時刻も異なっていた。

1994年10月には、金曜日の前時間帯に放送されていた『FLIX FREAK』が終了したことを受け、全曜日16:00開始に統一された。金曜日の終了時間については、1996年9月までは19:30までだったが、その後は18:49→17:49と、終了時間が早まっている。

その後、番組名から「オール電リク」を外し『TOKYO BAY LINE 7300』に改め、さらに2001年4月からは『BAY LINE 7300』に番組名を改めた。

1990年代末から2000年に掛けての一時期は、18時台に『BAYFM POWER STREET』(月-木曜)、『WEB CHART & HIT』(金曜)が設けられた為、2時間放送に短縮されていた。

2006年7月から、次の番組であった『OLEっち』の終了にともない、金曜日の終了時間が18:55となった。さらに2007年2月からは月-木曜日も18:49終了から18:55終了となった[2]。なお、月-水曜日は『快適生活ラジオショッピング』のため実質18:51で終了。木曜日は船橋市提供による『FUNABASHI TOWN CRUISE』放送のため実質18:49で終了だった。

番組名の" 7300 "は、リクエスト受付の専用電話番号にちなむ。「7300」である理由は、リクエスト専用回線を取得する際、末尾4桁がbayfmの周波数78.0MHzにちなんだ「7800」の番号を取得できなかった為とされる。

各曜日には毎回テーマが設定されており、主にパーソナリティのテーマに沿ったトークや、ラインバスターと呼ばれるパーソナリティとリスナーが電話で対話するコーナー、電話リクエストなどで構成されていた。

ラジオ欄でbayfmの番組表が大きめなサイズの新聞によっては、番組表内における番組紹介表記は「日本最大級電リク番組!!」と掲載していたこともあった。

通常の放送の他に年数回スペシャルプログラムとして、サテライトスタジオの「STUDIO K・WEST」から『BAY LINE 7300 from K・WEST』として公開生放送を行っていた。

7300シリーズの終焉とその後

2008年3月で競合番組である、FM-FUJIの『RADIO-izm』やJ-WAVEの『GROOVE LINE』が電リクを廃止し、当番組が関東FM局の平日夕方枠で唯一の電リク番組となった。しかし当番組も2009年3月31日をもって終了することとなり『オール電リク』時代から18年にわたる7300シリーズの歴史に終止符を打った。これで関東FM各局から、夕方の電リク番組がすべて姿を消したことになった。

2009年4月1日より、番組タイトル・形態を一新し、『BAY LINE GO!GO!』(ベイライン ゴー ゴー)として装いも新たに再出発。なお、『7300』時代のパーソナリティは金曜日担当だった高橋正純を除き『GO!GO!』で続投している[3]

なお、『BAY LINE GO!GO!』でも、不定期特番で電リクを復活させることがあった。(『BAY LINE GO!GO!』も参照。)

パーソナリティの変遷

この番組は各曜日ともパーソナリティが違っており、基本的に男性1名+女性1名による構成だった。

月曜日

火曜日

  • 大森庸雄、源馬ちか子(1993年4月 - 1996年3月)
  • 大森庸雄、井手えり(1996年4月 - 1997年3月)
  • 島村幸男、パイレーツ(1997年4月 - 9月)
  • 島村幸男、沖直実(1997年10月 - 1998年3月)
  • 伊津野亮高頭なお(1998年4月 - 2003年3月)
  • 伊津野亮、SHEILA(2003年4月1日 - 2004年9月28日)
  • 松風雅也、雨宮朋絵(2004年10月5日 - 2007年3月27日)
  • 有村昆、雨宮朋絵(2007年4月3日 - 9月25日)
  • 有村昆、山口美沙(2007年10月2日 - 2008年9月30日)
  • 高頭なお、有村昆(2008年10月7日 - 2009年3月31日)

水曜日

  • バズーカ山寺高木理恵(1993年4月 - 1997年3月)
  • バズーカ山寺、井坂綾(1997年4月 - 1998年3月)
  • バズーカ山寺、君島樹(1998年4月 - 2000年頃)
  • バズーカ山寺、とうほりか(2000年 - 2001年頃)
  • バズーカ山寺、古川恵実子(2001年頃 - 2002年3月)
  • バズーカ山寺、井川絵美(2002年4月10日 - 2005年9月28日)
  • 井川絵美、bayfm All Stars(2005年10月5日 - 2006年3月29日)※この期間、バズーカ山寺はお休み。
  • バズーカ山寺、井川絵美(2006年4月5日 - 2007年3月28日)
  • バズーカ山寺、関根麻里(2007年4月4日 - 2009年3月25日)
※2009年1月14日 - 2月11日はバズーカ山寺に代わって流れ星がパーソナリティを務めた。

木曜日

  • 西本淑子、ゲスト(“フレンズ”と称していた)(1993年4月 - 1996年3月)
  • 源馬ちか子、ベルナール・アッカ(1996年4月 - 1997年3月)
  • 源馬ちか子、ノンキーズ(1997年4月 - 9月)
  • 伊津野亮、高頭なお(1997年10月 - 1998年3月)
  • 斉藤りさ(1998年4月 - 2001年9月)
  • イマヤス、小坂あきら(2001年10月 - 2002年9月)
  • イマヤス、たなかえり(2002年10月3日 - 2004年9月16日)
  • 伊津野亮、SHEILA(2004年10月7日 - 2005年9月29日)
  • 伊津野亮、岡部玲子(2005年10月6日 - 2009年3月26日)

金曜日

  • きゃんひとみ、KEN KAWASHIMA(1991年4月 - 1993年9月)
  • きゃんひとみ、フレンズ(1993年10月 - 1994年3月)
  • きゃんひとみ、我満嘉治、相沢元気(現:あいざわ元気)(1994年4月 - 1995年3月)
  • きゃんひとみ、島村幸男、我満嘉治(1995年4月 - 1995年9月)
  • きゃんひとみ、島村幸男(1995年10月 - 1998年3月)
  • 島村幸男、菅野莉子(1998年4月 - 1999年3月)
  • 島村幸男、三木よしえ(1999年4月 - ?)
  • きゃんひとみ
  • きゃんひとみ、高杉'Jay'二郎(2002年頃 - 2003年3月)
  • 島村幸男、雨宮朋絵(2003年4月4日 - 2004年9月24日)
  • 原田真二(2004年10月8日 - 2005年3月25日)
  • 松崎麻矢なおと(2005年4月1日 - 2005年12月16日)
  • なおと、根本美緒(2006年1月6日 - 9月29日)
  • 井森美幸、BAY LINE ALL STARS(2006年10月6日 - 27日)
  • 井森美幸、高橋正純(2006年11月10日 - 2009年3月27日)

主なコーナー

  • ラインバスター
パーソナリティがリクエストの為電話してきたリスナーと会話する。時刻不定で随時実施。
  • SPORTS INDEX
16:53頃から。ヤマト運輸提供の内包番組。アナウンサーが読み上げる。
  • 当日のリクエストの上位5曲カウントダウン
18:30頃から。正式タイトル名は無し。

イベント・出来事

1995年夏特番

1995年8月31日に放送された、bayfmの特別番組『GOOD-BYE SUMMER SPLASH 10 HOUR SUMMER CALLING』では、当時の『TOKYO BAYLINE 7300』のパーソナリティ陣がレポーターとして街頭に出たほか、16時台以降は電リクを行なう等、当番組を下敷きにした番組構成であった。
この時、きゃんひとみがバッキー木場とともにメイン・パーソナリティを務めたため、当時金曜日できゃんの相方であった島村幸男は、月曜・木曜のレギュラーである西本淑子とコンビを組み、マイク・ロジャースは出演しなかった。

井森美幸ファーストコンサート

2006年10月より金曜パーソナリティを務める井森美幸が、2007年5月5日幕張メッセで行われた『どきどきフリーマーケット2007』のbayfm公開イベントステージで、本人のデビュー曲である「瞳の誓い」を20年ぶりに歌唱した。
当初は、番組自体がリクエスト番組ということもあり、井森本人が番組内で「瞳の誓い」がかけられる事を熱望していた。その後、井森と同じ金曜パーソナリティの高橋正純と番組スタッフの思惑により、ウィークリーチャートで1位を獲得したらイベントで歌ってもらう企画を提案(のちに、この企画は「Road To Makuhari〜井森美幸ファーストコンサートへの道〜」と題される)。本人も、まさか1位になるとは予想していなかった事もあり、承諾し歌う事を決意した。この決意をきっかけに、リスナーからのリクエストが段々と増えていき、ついに4月13日OA のウィークリーチャートで第1位を獲得することになった。
翌日のスポーツ新聞・芸能ニュースにも大きく取り上げられ、5月11日の放送回ではコンサートの模様も流された。
さらに、当番組の2007年上半期リクエスト総合第1位に輝いた記念として、本人初のシングル・コンプリートアルバム『bayfm78 presents IMORI MIYUKI SINGLE COLLECTION 井森美幸に2,000円!!』が2007年9月19日に発売。アルバムのタイトルは井森がかつて出演していた『クイズダービー』に因んでリスナーの公募により決定した。

富里スイカロードレース出場

2008年6月22日千葉県富里市で行われた『第25回富里スイカロードレース大会』に、きゃんひとみ、島村幸男、有村昆(2007年度も参加)、バズーカ山寺、高橋正純の各パーソナリティ・スタッフが参加して、全員10キロメートルを完走した。この模様は6月27日に、きゃんがキャスターを務める『NEWS C-master』(チバテレ)内でも放送された。

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 19:00までの間に船橋市千葉市の広報番組等が設けられていたため。
  2. ^ 18:49から放送していた『テレマートラジオショッピング』がテレマート不祥事で打ち切られたため。枠はそのままライフサポートの『快適生活ラジオショッピング』に引き継がれている
  3. ^ 『BAY LINE GO!GO!』になってから新しくパーソナリティになったのは2009年4月より1年間金曜日を担当した流れ星が最初。2010年4月からは森久保祥太郎(金曜担当)が登場している。
bayfm 月-金曜 16時 - 19時
前番組 番組名 次番組
COAST HIGHWAY 78
オール電リク TOKYO BAY LINE 7300

TOKYO BAY LINE 7300

BAY LINE 7300



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