プログラムが根拠としている論文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/16 20:59 UTC 版)
「ピュアリフィケーション・プログラム」の記事における「プログラムが根拠としている論文」の解説
ピュアリフィケーション・プログラムが実践理論の根拠として提示している医学的調査は下記の通り。 トロントにある聖ヨハネ健康センターは、「サウナ療法が塩化芳香族化合物による中毒症状を訴えている患者の治療に有効であり、血中の化学物質が除去されたことを確認した」と報告し、「被験者は症状の悪化無く従来の療法、処方箋を中止することができ、彼女は疾患から物質的に開放され職務に復帰した」と発表した。 アリゾナ州テンピーの南西自然療法医科大学附属環境医学センターは、「15分以上サウナ療法を行うことにより重金属や生体異物の排出が確認された為、サウナは特定の心血管疾患に効果的且つ脂質溶媒の排出を促進するということが分かった。サウナは前述の療法何れにおいても安全且つ効果的であり、患者或いは我々ももっと頻繁に利用するべきである」との論文を発表した。 UCLA薬学部のジェームス・ダルグレンとサイエントロジー関連団体である「科学・教育における進歩機構」は、「ピュアリフィケーション・プログラムを完了した同時多発テロ事件での救出活動従事者は体内残留化学物質の著しい減少が認められた」と発表した。しかしながら、この研究結果に対してケンブリッジ・インバイアメンタル社から派遣された科学者2人は、「この研究結果は計算過程でミスを犯しており、実際には体内残留化学物質の減少は認められなかった。更にジェームス・ダルグレンが発表したその他の論文と比べてみても深刻な論理矛盾が見受けられ、その中にはデトックスをおこなわない方が良いと書かれているものもあった」との声明を発表した。それに続き「論文著者であるジェームス・ダルグレンは自身がデトックスを行う医院を経営していた為、ピュアリフィケーション・プログラムの潜在的な問題点を敢えて公表しなかった」と書き加えた。今日では、この論文を含みジェームズ・ダルグレンの論文は「不合理である」と評価されている。
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