プレミアム猫缶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 06:47 UTC 版)
「人も猫も食べられるプレミアム猫缶」と銘打ち、丹後の魚を用いたおいしくて安全な猫缶として、2018年(平成30年)2月に開発された。味は付いていない。1缶100グラム入りで、第1弾には地元産の輪切りのサワラが用いられた。季節によって旬の魚を用いた猫缶の商品化をめざす方針で、トビウオなどが試作に用いられている。2月27日に試食会で市民らにふるまわれ、同年5月18日に猫缶を通した猫と人の幸せを祈る祈願祭が金刀比羅神社で行われ、金刀比羅神社の境内、および、こまねこまつりをはじめとするイベント会場で販売している。 開発者は、丹後の猫好きネットワーク・ねこ会議で副代表を務める廣瀬啓子。2017年(平成29年)5月頃から自宅で研究を重ね、量産・商品化は京都市内の缶詰工場で行われた。収益の一部は、野良ネコの去勢など、ネコの保護活動に充てられる。 プレミアム猫缶の第1段「丹後のサゴシ」は発売後年内に完売し、翌年1月からの再販売までのつなぎに、2018年(平成30年)12月には原材料に丸アゴを100パーセント使用した第2段「丹後のアゴ」を開発、限定200缶の販売を開始した。このプレミアム猫缶は、近隣の酒造会社「丹後蔵」の芋焼酎「いもにゃん」とセットで贈答用としても販売されている。丹後蔵の芋焼酎は、狛猫が所在する金刀比羅神社境内の山の湧き水と丹後産の鳴門金時種「京かんしょ」で仕込まれる地酒で、こまねこまつりにおいても試飲提供されている。
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