プリンチペ・グラナローロ鉄道1形電車
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プリンチペ・グラナローロ鉄道1形電車(プリンチペ・グラナローロてつどう1がたでんしゃ)は、イタリア北部ジェノバ郊外の登山鉄道で、現在ではジェノバ市交通局が運営しているプリンチペ・グラナローロ鉄道(Ferrovia Principe-Granarolo)で使用されているラック式電車である。なお、プリンチペ・グラナローロ鉄道の車両は形式を付与されていないため、1形の呼称は本項で記述するにあたり便宜的に付与したものである。
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- ^ Socièté Anonimes des Tramways Neapolitains
- ^ Tranvia Napoli Museo-Torretta、ラック式のスチームトラムによる運行
- ^ Ferrovia Sant'Ellero-Saltino
- ^ Tranvia Sassi-Superga、1935年にケーブルカーからラック式鉄道へ転換
- ^ このほか、ラック式の産業用鉄道が1路線存在していた
- ^ Jungfraubahn(JB)
- ^ Gornergrat-Bahn(GGB)
- ^ Stansstad-Engelberg-Bahn(StEB)、1964年にルツェルン-シュタンス-エンゲルベルク鉄道(Luzern-Stans-Engelberg-Bahn(LSE))となり、2005年にはスイス国鉄ブリューニック線を統合してツェントラル鉄道(Zentralbahn(ZB))となる
- ^ シュタンスシュタート-エンゲルベルク鉄道では粘着区間用電車および客車
- ^ Società Anonima Genovese per le ferrovie di Montagna
- ^ 参考文献 『Zahnradbahnen der Welt』では230パーミルとされている
- ^ Ferrovia Principe-Granarolo
- ^ Barmer Bergbahn、最急勾配185パーミル
- ^ Chemin de fer du Salève、最急勾配250パーミル
- ^ Tramway de Laon、最急勾配129パーミル
- ^ compagnie des omnibus et tramways de Lyon(OTL)、最急勾配129パーミル
- ^ その後、小形の電車で運行される急勾配の鉄道は粘着式鉄道もしくはケーブルカーとして建設されることが多くなり、ポルトガルのリスボントラムでは最急勾配135パーミル、オーストリアのペストリングベルク鉄道は最急勾配116パーミルであるなど、欧州では最急勾配100パーミル前後の路面電車が建設されており、一方でイタリアのトリエステ=オピチナ・トラムでは最急勾配160パーミルの区間において路面電車をケーブルカーで押し上げる形で運行されている
- ^ Stabiliment Diatto, Torino
- ^ Companie de l'Industrie Electrique, Geneve
- ^ 現在でもリスボンのケーブルカーがこの形態であるほか、片勾配の路線で使用されるラック式の蒸気機関車も最急勾配の1/2の勾配でボイラーが水平となる構造とすることが一般的
- ^ Piaggio & C. SpA, Pontedera
- ^ Piaggio & C. S.p.A., Pontedera
- ^ Stazione di Genova Piazza Principe、通称Genova Principe駅
- ^ 1.3kmとする資料もある
- 1 プリンチペ・グラナローロ鉄道1形電車とは
- 2 プリンチペ・グラナローロ鉄道1形電車の概要
- 3 運行・廃車
- 4 参考文献
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