ブロンズ・ムンディアル【ブロンズ ムンディアル】(草花類)
登録番号 | 第4249号 | |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ブロンズ・ムンディアル よみ:ブロンズ ムンディアル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 1月 27日 | |
品種登録者の名称 | フィデス ベヘーア社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 マースランド 3155RC,コルデンホーフェラーン 6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャックスC.M.ファンデルクナープ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ムンディアル」の変異個体から育成されたものであり,花色は浅橙黄でスプレイ仕立ての切花向きのやや小輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立てはスプレイ仕立て,開花時の草丈は高である。茎の太さは6.0~7.9mm,色は褐,強さは強,縦じわは中,稲妻型屈曲は有,節間長は30~39mmである。葉身長は50~74mm,幅は25~49mm,基部の形は凸形,先端部分の形は尖,葉の二次欠刻の程度はかなり低,葉裂片縁部の重なりは拡がる,葉の表面の色は濃緑,裏面の色は緑,厚さは中,たく葉は全体的にあり,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは70~89mm,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数は20~59である。管状花数は200~399,分布は集中,全長は10.0mm以上である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平及び外反,内花弁の反り方は平,花弁の長さは30~39mm,幅は 5.0~ 9.9mm,外花弁の表面の色は浅橙黄(JHS カラーチャート2203),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と同色である。花たくの形は平らな円錐状,総ほうの大きさは20~29mm,総ほう部から花頂部までの高さは20~29mm,花首の長さは60~79mm,季咲きの開花期は秋である。 「郷のすばる」と比較して,たく葉の小さいこと,花が大きいこと,外花弁の表面の色が浅橙黄であること等で,「ムンディアル」と比較して,たく葉が小さいこと,外花弁の色が浅橙黄であること,花の中心部の色が外花弁と同色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ムンディアル」の変異個体を発見し,以後,増殖を繰り返しながら特性調査を継続し,1989年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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