ブロックIIIシリーズ
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「GPS衛星」の記事における「ブロックIIIシリーズ」の解説
詳細は「グローバル・ポジショニング・システム ブロックIII」を参照 次世代のGPS衛星で2008年5月米空軍とロッキード・マーティン社の間に開発契約が結ばれた。同社のA2100衛星バスをベースとして開発、最初の衛星はIIIAシリーズで8機製造され1号機は2014年に打上げを予定していたが、予算削減により2016年へ延期された。以降、IIIBを8機、IIICが16機の合計32機予定されている。 新しい4つ目のL1周波数上のL1C民用信号が利用できるようになる見込みであり、並行して軍用Mコードも改良される。L1C信号はヨーロッパのガリレオシステムの民用E1信号や日本の準天頂衛星システムと互換性を持つ予定。 諸元 製造者:ロッキード・マーティン社 姿勢制御方式:3軸制御(A2100) 太陽電池:パドル型×2枚(A2100) キックモーター: 設計寿命: 重量: 軌道:高度20200km円軌道,軌道傾斜角55度 打上げ日(UTC)打上げロケットロケットのタイプシリアルナンバー射場衛星名宇宙機ナンバー(SVN)疑似雑音系列 ID(PRN)PLANE結果備考2016予定 デルタIVM+orアトラスV GPS 3A-1
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