ブレードPC

デジタル大辞泉

ブレード‐ピーシー【ブレードPC】

読み方：ぶれーどぴーしー

《blade PC》1枚の基板上にマイクロプロセッサー、メモリーなど、パソコンとして必要な機能を実装したもの。ふつう、ネットワークを通じて使用する。仮想マシンと異なり、一人一台のパソコンを使用するため、負荷の集中による処理能力の低下が生じにくい。ブレード型PC。ブレード型パソコン。→ブレードサーバー

IT用語辞典バイナリ

ブレードPC

フルスペル：Blade Personal Computer
読み方：ブレードピーシー

ブレードPCとは、CPUやメモリ、ハードディスクといったPCの構成要素を、ブレードと呼ばれる基板に集約したPCのことである。ブレードサーバーの考え方をPCに適用したカテゴリーであると言える。

一般的に、ブレードPCではブレードがマシンルームなどの管理室で一元管理され、ユーザーのもとにはモニターやキーボードとブレード本体を繋ぐ端末だけが置かれる。管理者側でブレードPC機器を一括管理することにより、スペースの有効利用、メンテナンスをはじめとした管理人員の削減といったメリットがあり、増大するPC管理や運用コストの打開策としても注目を浴びている。同時に、ユーザーの記録媒体利用を制限できるため、盗難や情報漏洩にも効果があるとされる。ブレード本体の盗難防止にも効果的である。

なお、ブレード本体とユーザーが使用する端末までの距離制限、あるいは配線などで設置条件が制限される場合もある。

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参照リンク
「ブレードPC」ってなんだ！？｜デジ・ステーション｜J-Net21

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