ブルガリア国鉄とは? わかりやすく解説

ブルガリア国鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/02 02:42 UTC 版)

ブルガリア国鉄(ブルガリアこくてつ、ブルガリア語: Български държавни железници, БДЖ, ラテン文字転写: Balgarski darzhavni zheleznitsi, BDZ)は、ブルガリア国有鉄道会社であり、同国最大の鉄道輸送事業者で、1885年に設立された。本社をブルガリアの首都ソフィアに置いている。

歴史

ブルガリアで最初の鉄道である、ルセ - ヴァルナ間223 キロメートルは、イギリスの会社によって1865年に建設された。この会社の出資者にはイギリスの有名な政治家、ウィリアム・グラッドストンもいる。1866年11月7日に営業を開始した。

このイギリスの会社は権利をモーリス・ド・ヒルシュ英語版男爵(ビショフスハイム家と姻戚関係)に譲渡し、最終的にブルガリアの政府によって1888年に買収された。1870年から1874年に掛けて、南ブルガリアにヒルシュ男爵が所有する鉄道路線は合計で309.6 キロメートルあった。これらの路線は1909年国有化された。

全てブルガリアの技術者によって設計され建設されたブルガリアで最初の鉄道路線は、ツァリブロドとソフィア、ヴァカレルを結び、ソフィアでは中央駅に接続して、1888年8月1日に開業した。

ブルガリア国民会議(ブルガリアの国会)によって1886年に可決された法律により、政府はブルガリアの鉄道網の建設と運用に関する全ての権利と責任を担うことになり、またこの法律によりブルガリア国鉄が設立された。

2017年蒸気機関車による観光列車の運行を開始。ブルガリア国鉄の赤字は、2億4,000万ユーロに達しており、観光客の誘致などによる経営改善の一環としてのもの[1]

脚注

参考文献

外部リンク


ブルガリア国鉄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/19 03:34 UTC 版)

ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の記事における「ブルガリア国鉄」の解説

ブルガリア国鉄は戦後、まずソ連から1946年リースにて52形85両取得、15形(15.01~85)とした。更に1956年には東ドイツ国鉄から20両を1年リースの後購入1958年にはチェコスロバキア国鉄から555.0形20両を購入1961年には再び東ドイツ国鉄から10両、そして最後に1961年~1964年ソ連からたТЭ形を140両購入して15.01~275合計275両を揃えた1960年代中盤以降、ブルガリア国鉄でも電化内燃化が進展し、11970年代後半以降15形淘汰急速に進んだ1980年には営業運転終了したが、その後1980年代末まで戦略予備として保管されたのち、大半廃棄処分となった

※この「ブルガリア国鉄」の解説は、「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の解説の一部です。
「ブルガリア国鉄」を含む「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の記事については、「ドイツ国鉄52形蒸気機関車」の概要を参照ください。

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