V型
V型とは、テレビをはじめとするディスプレイの画面サイズを表す単位の一種で、有効画面の対角線の寸法を表す単位である。主に液晶テレビの画面サイズを示す際に用いられる。
従来、テレビの画面サイズを表す単位としては「インチ」または「型」が一般的に用いられていた。「インチ」と「型」は、呼び名は異なるものの同一の単位である。インチおよび型はCRTディスプレイのブラウン管の外形寸法を示しすものであり、実際に映像を表示する画面の寸法とは一致していない。液晶ディスプレイが普及し、ブラウン管の外形を表すインチ(型)表記が適当でない場合が増えたことに伴い、「V型」のサイズ表記が多く用いられるようになった。
インチ(型)とV型は、測定対象に非表示部分を含むか否かが異なり、数値が示す長さは同じである。例えば、1型のテレビと21V型のテレビでは、21V型のテレビの方がやや表示画面が大きい。
なお、V型の「V」は一般的に「Visual」(ビジュアル)の意味とされる。
参照リンク
AV基礎知識 薄型テレビ編 - (パイオニア)
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