フレームメーカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 07:42 UTC 版)
「パナソニック サイクルテック」の記事における「フレームメーカー」の解説
フレームメーカーとしては老舗の一つである。1980年代はランドナー、ロードレーサー、ミキスト(女性向けでトップチューブが強く傾斜してリヤエンドに直結している形式)、デモンターブルなどのラインアップを揃えた「ラ・スコルサ・ヌーボ」シリーズ、セミオーダー車「POS」(パナソニック・オーダー・システム)が知られ、ロードレーサーの分野では1980年代~1990年代にオランダを本拠地とするロードレースチーム、Panasonicチーム(英語版)をスポンサードしフレームなどの機材も供給した。このチームはツール・ド・フランスなどにも出場する強豪であった。特にチームタイムトライアルが強く、ステージ優勝もしている。また、日本国内のフレーム・完成車メーカーとしては、初めてマイヨ・ジョーヌ(総合1位)を獲得し、数日間維持したこともある(これが「レ・マイヨ」シリーズの由来である)。 またトラックレーサーの分野でもNJS(日本自転車振興会=現在のJKA)認定を受けたフレームを生産しており、他社と比較して安価であるため使用している競輪選手も多い。 アルミ+カーボンフレーム全盛の現在ではどちらかというと傍流のフレームメーカーであるが、クロモリフレーム再評価の流れの中で、クロモリやチタンのオーダーメードフレーム(パナソニック・オーダー・システム)を手頃な価格で供給し続けている同社の存在感は小さくない。 折り畳み自転車についても高い技術を持ち、トップモデルのトレンクル6500は、折り畳めばコインロッカーに収納できるサイズにて重さは6.5kgと、当時の最軽量記録を1kg更新している。
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