小森 俊明:フルート・ソナタ
八木下 茂:フルートソナタ
フルートソナタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 07:51 UTC 版)
フルート・ソナタは、フルートのためのソナタである。通常はピアノとの二重奏であるが、それ以外の楽器との二重奏や無伴奏のものもある。近代以降では特にプーランクのものが出色とされる。
主な作品
無伴奏ソナタ
- J・S・バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 BWV1013
ピアノとの二重奏
- リース:フルートソナタ 変ホ長調 「感傷的なソナタ」 Op.169
- リース:フルートソナタ ト長調 Op.87
- ライネッケ: フルートソナタ『ウンディーネ』Op.167
- プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調 Op.94(ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94bis の原曲)
- ヒンデミット:フルート・ソナタ
- マルティヌー:フルート・ソナタ H.308
- プーランク:フルート・ソナタ
- デュティユー:フルートとピアノのためのソナチネ
- ブーレーズ:フルートとピアノのためのソナチネ
その他の楽器編成
- ヘンデル:フルート・ソナタ
- J・S・バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ BWV1020、BWV1030 - 1032
- J・S・バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ BWV1033 - 1035
- J・S・バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ BWV1039
- ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
類似の形式を持つ楽曲
フルートソナタ
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「ヴァイオリンソナタ第2番 (プロコフィエフ)」の記事における「フルートソナタ」の解説
フルートソナタ作品94は、独ソ戦のためプロコフィエフがモスクワを離れて疎開していた時期に作曲された。作曲を開始したのは1942年9月、アルマアタ(アルマトイ)においてであるが、スケッチはその数年前にすでに書かれていた。翌1943年8月にペルミで完成し、同年12月7日にハリコフスキーのフルート、リヒテルのピアノでモスクワにおいて初演された。初演では好評を博したものの、その後フルート奏者にはあまり注目されず、時を置かずに改作されることにつながった。 1970年代にゴールウェイとアルゲリッチによる録音が話題を呼んで以後、フルートソナタとしても演奏・録音される機会が増えている。今日、演奏の際にはプロコフィエフが書いたそのままではなく、ヴァイオリンソナタ改作版を参照してフルートのパートに手を加えることが一般的に行われている。
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