フライトマイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/03 16:54 UTC 版)
「マイレージ・プラス」の記事における「フライトマイル」の解説
実航マイル ユナイテッド航空、ユナイテッドエクスプレス、コパ航空、スターアライアンス加盟各航空会社の飛行実績について、飛行区間の基準マイル数に加算率を乗じて計算される。 飛行区間に対応する基準マイルは、運航航空会社ごとに、独自にマイル数を定義しており、実際に搭乗した飛行機の飛行距離とは異なる。ユナイテッド航空およびその関連会社を利用した場合は、航空券の予約クラスにかかわらず100%である。会員規約によれば、実際に飛行した区間に応じて認定されることになっている。航空券を発券しても搭乗しない場合は加算されない。また、ルート変更などにより、発券した航空券と異なるルートを利用した場合は、実際に利用した区間に応じて加算される。 無料航空券だけでなく、割引率の高い一部の格安エコノミークラス航空券についても、飛行実績としない場合もある。他社運航便を利用した場合は、クラスボーナスに相当するビジネスクラスやファーストクラスを利用した場合のボーナスマイルも合算される。 クラスボーナス ユナイテッド航空および関連会社で、ビジネスクラス(予約クラスC、D)とファーストクラス(予約クラスF、A、P)を利用した場合に与えられるボーナスマイルで、それぞれ、実航マイルの25%および50%である。なお、ビジネスクラスであっても、格安航空券である予約クラスZの場合クラスボーナスはない。ここで、予約クラスを基準としているのは、アップグレードにより発券した航空券の予約クラスより上位のクラスを利用することができても、予約クラスが以上の条件を満たしていなければ、クラスボーナスは加算されないからである。 エリートボーナス 上級会員が、ユナイテッド航空および一部の提携航空会社を利用した場合、基準となる実航マイルに対して、プレミアシルバー会員は25%、プレミアゴールド会員は50%、プレミアプラチナ会員は75%、プレミア1K会員は100%のボーナスマイルが加算される。 キャンペーンボーナス 期間、区間を限って、ダブルマイルキャンペーンや、入会キャンペーンを行っている。 PQM (プレミア資格対象マイル) 上級会員レベルを認定するための飛行実績を計算するためのマイル。毎年1月1日にゼロにリセットされ、年末12月31日までの搭乗実績で加算される。特典旅行などでマイルを使っても、獲得したPQMは減算されない一方、翌年に持ち越すこともできない。ユナイテッド航空にとって利益率の高い顧客を上級(エリート)会員として優遇するため、特典交換に使うマイル(特典交換可能マイル)とは別の計算ルールを用いる。ユナイテッド航空、その関連会社、およびスターアライアンス各社を利用した場合の実航マイルと、ユナイテッド航空およびその関連会社を利用した場合の割り増し分とで計算される。この割り増し分とは、ファーストクラス(予約クラスF、A、P)、ビジネスクラス(予約クラスC、D、Z)、および高額エコノミークラス(予約クラスY、B)を利用した場合は、実航マイル+その実航マイルの50%が上乗せされて加算されるようになる。他の航空会社でも同様のシステム(例えば、ANAマイレージクラブのプラチナポイント)は導入されているが、重み付けの方法は各社異なる。 PQS(プレミア資格対象区間) 上級会員レベルを認定するための飛行回数。
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