フジロック・フェスティバル出演中止問題
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「制服向上委員会」の記事における「フジロック・フェスティバル出演中止問題」の解説
2011年7月20日、フジロック・フェスティバル'11での脱原発の歌の歌唱を伴う出演が同フェスの大手スポンサーの反対により取りやめになった旨が公式ブログで発表された。しかし、出演者としても発表されていないため、疑問の声も上がり、話題作りではないかとの報道もあり、Twitterのトレンドに一時表示されるなど話題になった。 7月22日、それまでの出演中止を告げるブログの記事が、同日付の所属するアイドルジャパンレコード株式会社の代表・高橋廣行名義によるフジロック関係者と支持者へのメッセージに差し替えられた。この中で、当初の出演予定が出演者一覧に掲載されない「飛入出演」であったことが示唆され、フジロック関係者及びファンへのお詫びと出演のために手を尽くした関係者への謝意が表明された。 所属事務所の高橋代表は、ウェブメディアのインタビューに対し、同事務所側から同フェスティバル主催企業である株式会社スマッシュにフェスティバルへの出演を働きかけ、飛び入りという形で出演案件が進んでいたことは事実であると言明。また、同事務所所属の頭脳警察が2009年7月26日、同フェスティバルに結成40周年にして初めて出演し、同年5月2日に亡くなった忌野清志郎を追悼し、忌野作詞の反原発ソング「サマータイム・ブルース」を演奏した経験もあることから、以前から同フェスティバルのスタッフと面識及び交流があることも示唆している。 スポンサー企業からの圧力についても、主催企業と調整中であるため、詳細を明らかにできない旨、弁明した。 また、「日経トレンディネット」の取材に、同代表は、7月31日の夕方のステージへの出演の可能性が確認され、主催企業との間で出演時間の調整に入ったため、7月13日の同事務所によるUstream配信で出演予定を告知したが、7月14日、主催企業から出演が「NG」となったことの連絡があった旨、明らかにした。 なお、主催者側が出演オファーをしたという事実はまったくなかったようだとする音楽ライターの見解を報道するウェブメディアもあった。
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