ふくひら2号【フクヒラ2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11079号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | うすひらたけ | |
登録品種の名称及びその読み | ふくひら2号 よみ:フクヒラ2ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 福井県 | |
品種登録者の住所 | 福井県福井市大手3丁目17番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 赤松やすみ、朝日善次郎、笠原英夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(福井県大野市産)を組織分離して育成されたもので、菌さんが凹形、やや小葉、中肉の菌床栽培向きの品種である。菌糸密度及び気中菌糸の発達程度は中、菌叢表面の色は無、菌糸生長最適温度は低である。菌さんの断面の形は凹形、大きさはやや小、色は淡茶、厚さはかなり薄、肉質は中である。子実層たくの菌さんへの付き方は重、幅はやや狭、色は黄白色である。菌柄の形は細長、長さはかなり長、太さはやや細、色は有、肉質及び菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中である。子実体の発生型は群状、発生最盛期までの期間はやや短、菌かき後子実体発生最盛期までの期間は短、発生最適温度及び生育最適温度は低である。収量性はやや少、有効茎本数はやや多である。「福井HY1号」及び「大室1号」と比較して、菌柄が長いこと等で区別性が認められる。なお、「福井HY1号」及び「大室1号」との対峙培養において明確な帯線形成を有する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和57年に福井県総合グリーンセンター(坂井郡丸岡町)において、野生種(福井県大野市産)から組織分離し、平成6年からその菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ふくひら2号のページへのリンク