大室1号【オオムロ1ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8356号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | うすひらたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 大室1号 よみ:オオムロ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 6日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 赤羽弘文、中村公義、森山隆弘、山本秀樹、塚田智行、柿本陽一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,ヒマラヤヒラタケに(出願者の保存菌株(福島県産)×ヒマラヤヒラタケ「Him」)を交配して育成されたもので,菌さんが凹形,かなり大葉,やや厚肉の菌床栽培向き品種である。対峙培養ではヒマラヤヒラタケ「Him」との帯線形成が有,菌叢表面の色は無,菌糸生長最適温度は低である。菌さんの断面の形は凹形,大きさはかなり大,色は褐色,厚さはやや厚,肉質は軟である。菌さんへの付き方は偏心生,菌柄の形は中太,長さはやや長,太さはやや太,色は有,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大である。発生型は郡状,発生最盛期までの期間はやや短,菌かき後発生までの期間は短である。収量はやや少,有効茎本数は少である。ヒマラヤヒラタケ「Him」と比較して,菌さんが薄いこと,菌さんへの付き方が偏心生であること,菌柄の形が中太であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に出願者の施設(長野県長野市)において,ヒマラヤヒラタケに(出願者の保存菌株(福島県産)×ヒマラヤヒラタケ「Him」)を交配し,得られた菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の品種名称は「鳳美」であった。 |
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