福野パステルブロンズ【フクノパステルブロンズ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10922号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 福野パステルブロンズ よみ:フクノパステルブロンズ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 17日 | |
品種登録者の名称 | 福野町 | |
品種登録者の住所 | 富山県東砺波郡福野町苗島4880番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 川田穣一、石力、松浦武利 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「アモーレ」に「ジョイ ピンク」を交配して育成されたものであり、花は橙黄色の中輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長は長、葉幅は広、葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は3~4深裂以上、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは中、厚みは低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数は少である。管状花部の直径は小、管状花数はやや多、分布は集中、長さは中である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅は中、外花弁の表面の色は橙黄(JHS カラーチャート2210)、裏面の色は明橙黄(同2204)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さはかなり細、長さはかなり長、生態分類型は秋ギク、到花週数は8~9週である。「ジェイプレリュード アプリコット」と比較して、外花弁の表面の色が橙黄であること、外花弁の角度が上向きであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の植物園(富山県東砺波郡福野町)において、「アモーレ」に「ジョイ ピンク」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了した。 |
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