フェルミ

デジタル大辞泉

フェルミ【Enrico Fermi】

読み方：ふぇるみ

［1901〜1954］イタリアの物理学者。米国に亡命、帰化。原子核のβ(ベータ)崩壊の理論を立てて素粒子論の端緒を開き、中性子照射によってフェルミウムなど多くの放射性同位元素をつくった。初めて原子炉での核分裂反応実験に成功。原子爆弾製造のマンハッタン計画に参加。1938年ノーベル物理学賞受賞。

フェルミ【fermi】

読み方：ふぇるみ

原子物理学で用いる長さの単位。10兆分の一、すなわち10⁻¹³センチ。エンリコ＝フェルミにちなむ名称で、また、ユカワとも呼ばれる。記号fermi

外国人名読み方字典

フェルミ

名前 Fermi； Felmy； Föllmi

ウィキペディア

フェルミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/08/10 13:40 UTC 版)

フェルミ（Fermi）

• エンリコ・フェルミ - イタリアの核物理学者。
• フェルミ (小惑星) - 小惑星帯に位置する小惑星。
• フェルミ (単位) - 長さの単位。
• フェルミガンマ線宇宙望遠鏡 - 宇宙望遠鏡。

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「フェルミ」の例文・使い方・用例・文例

• クォークやレプトンはフェルミ粒子に属する。
• 彼はフェルミオン型の量子理論について論文を書いた。
• フェルミーディラック統計に従い、排他原理を受ける粒子のいずれか
• フェルミウムという,原子番号100の人工放射性元素
• 原子核物理学で用いるフェルミと呼ばれる長さのメートル法単位
• それは，バスク地方のスペイン側で行われる有名なサン・フェルミンの牛追い祭りから着想を得ています。