フェボリット【フェボリット】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9157号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | フェボリット よみ:フェボリット | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 7月 27日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヘリット コーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エベリン」に「モル」を交配して育成されたものであり、花は淡ピンク色の盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中部、節間長は中、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。花柄の長さは短、つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、花色は淡ピンク(JHS カラーチャート0102)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数、花弁の長さ、幅及び数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは中である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は中である。「ヒルフィネス」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、花柄が短いこと等で、「ダイレディピンク」と比較して、茎のろう質が有ること、つぼみの形が倒卵形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に出願者の温室(オランダ王国)において、「エベリン」に「モル」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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