ファイトスタイル・経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:40 UTC 版)
ずば抜けた才能は無いが冷静に相手を見極める頭脳と洞察力を持つアウトボクサー。一歩とのスパーリングで完璧ではないが真田対策として「飛燕」もくり出すなど器用さも持ち合わせている。間柴戦を直後に控えての宮田一郎からの評価は弱点は見当たらない、国内では相当ハイレベルなボクサーながら、反面決め手に欠けるというものであった。また、策を弄するあまりに、消極的な試合になることも多い。 当時の日本ジュニアライト級王者・間柴了を相手にタイトルマッチに挑戦した際に、ペットのアロワナ(かつて片想いをしていた女性の名前を付けている)がエサを捕る場面をヒントに「ドラゴンフィッシュ・ブロー」を開発した。試合ではフリッカージャブに打たれながらも間柴のスタミナが少なくなるまで待ち、さらに自身が打たれるのを覚悟で首から上を一切狙わず執拗にボディブローのみを狙い続ける作戦で間柴の意識をボディに釘付けにした所で、ボディを狙う低姿勢のままで間柴の顔面を撃ち抜きダウンを奪う。執拗なボディからのブローで何度か間柴にダメージを与えKO寸前にまで追い込むが、自身もダメージが大きくファイティングポーズをとったまま気を失って敗戦。試合後に記者達(アニメではジムの同門と会長達)の前で引退宣言をするが、まだ悔いを残していることに気がつき考えを改め木村タツヤに改名してカムバック。後にフィリピンジュニアライト級王者のエレキ・バッテリーと2度対戦し2引き分けに終わり、間柴とは違う形で遺恨を残している。 板垣・青木と共に出場したA級トーナメントでの敗戦以降は、減量によるスタミナ不足と、大きな目標も無いことによるモチベーションの低下に苦しんでいる。
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