ファイトマネーの支払い問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 14:52 UTC 版)
「DREAM (格闘技イベント)」の記事における「ファイトマネーの支払い問題」の解説
2008年より、DREAMへ出場した複数の外国人選手がインターネットメディア上で、FEGの財政難によるファイトマネーの未払いや遅延を訴えている。 これまでに、ニック・ディアス、ジミー・アンブリッツとトッド・ムーア、ジョセフ・ベナヴィデス、ホナウド・ジャカレイ、ビビアーノ・フェルナンデス、ハレック・グレイシーらの名前が伝えられた。 2008年11月にFEG USA代表のマイク・コーガンは経理のミスだと弁明したが、その後も未払い情報は続き、2009年10月にFEGの谷川貞治は、未払いを訴えていたホナウド・ジャカレイにファイトマネーを払っていると自ら雑誌インタビューで語っている。 DREAMのこうした被害は他の選手に知られることとなり、DREAM選手との対戦の打診があったジョシュ・トムソンはファイトマネー未払いがあることを理由にDREAM参戦に拒否感を示した。ビビアーノは自身に遅延があったことから、DREAM.16のオファーを断ったことを明かしている。 2010年9月の会見でDREAMイベントプロデューサーの笹原圭一は、これまで明らかになった未払いについて質問され、支払いの遅延は認めたものの、既に支払って解決済みであることを強調し、主催するFEGの谷川貞治社長に説明責任があるとした。 この会見の後も2010年10月にJ.Z.カルバンが7月のDREAM.15のファイトマネーを受け取っていないことを訴えている。 2010年12月31日に行なわれたDynamite!!で石井慧とDREAMルールで対戦したジェロム・レ・バンナが、当該試合でのファイトマネーが未払いとなっていることを明らかにした。 桜庭和志も、DREAM後期に支払いを得ていないとした。
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