ビームライフルの盗難事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 12:12 UTC 版)
「へたれガンダム」の記事における「ビームライフルの盗難事件」の解説
2020年5月3日に現地を訪れた男性が、この像に針金(ワイヤー)で固定されていた鉄製のビームライフルが何者かによって盗まれていることに気づき、報告を受けた区長が同日に福島警察署へ被害届を提出した。 2020年6月8日に一連の経緯が各種メディアによって全国へ報道された。その結果、翌6月9日にはプラスチック製のモデルガン(ショットガン)が、6月13日にはペットボトル製のハイパーバズーカ(アニメに登場するバズーカ型の携行兵器)が、この像のもとへそれぞれ未明に置かれた。また、見物客が日を追うごとに増えて同週末には400人あまりが訪れたという。これら武装の設置はファンの善意によるものとみられており、区長や地元住民は感謝の意を述べているが、この像にしてみれば持ちすぎても選択が大変だと思うので提供はこれで止めてもらえればと思っているほか、犯人には1日でも早くビームライフルを戻してもらいたいと強く願っているという。また、後述の木製のビームライフルを寄贈した男児は、自分のビームライフルをあげるから盗んだビームライフルを返して欲しいと犯人に呼びかけている。 2020年6月17日、盗難事件を知った福島県立福島工業高等学校の3年生6人と教諭が、授業や放課後に約1週間かけて完成させた新たな鉄製のビームライフルを寄贈し、区長の立ち会いのもとでこの像に取りつけられた。その後、同年6月20日には材質は不明ながらガンダムハンマー(アニメに登場する棘付き鉄球と鎖と錨で構成される質量兵器)も置かれたほか、6月21日には栃木県日光市の男児が父と共に制作した木製のビームライフルが寄贈された。また、6月26日には武装類をかけておくためのラックも設置された。 2020年7月28日、盗まれたビームライフルがまだ戻っていないことや、見物客の増加に伴ってこの像を叩くなどの悪戯が見られるようになったことが報じられた。それによれば、この像の正面に存在する集会所には監視カメラが設置されたほか、近所の交番も見回りを強化することになったという。
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