ビームライディング SACLOS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/12 02:34 UTC 版)
「半自動指令照準線一致誘導方式」の記事における「ビームライディング SACLOS」の解説
ビームライディングSACLOSは照準器から目標に向かって、電波やレーザーなどのビームを発射する。ミサイルの尾部の検出器が照準器からのビームを受信し、常にミサイルがビームの中心に来るように飛行する。 セミアクティブホーミングでは、目標に当たったビームをミサイル先端の受信機で検出し、ミサイルが目標に向かって飛行する点が異なる。 初期のシステムにおいてレーダーは最も一般的なSACLOS信号である。なぜなら対空任務においてレーダー信号はいつでも当たる。しかしビームライディングミサイルは常に照準線にそって飛行するので、航空機のように高速で飛行する目標を進路の横方向から攻撃する場合、目標に近づくにつれミサイルは大きな旋回力が必要となり、ビームに乗りにくくなる。
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