ビームリプレイスメント(軌道置換)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 20:46 UTC 版)
「分岐器」の記事における「ビームリプレイスメント(軌道置換)」の解説
軌道を曲げるのではなく、定位と反位の軌道を置き換えることで繋ぎ変える方式である。 アメリカ・ニューアーク空港のエアトレインでは反転する軌道台の上下にそれぞれ定位と反位の軌道を設け、回転させることで軌道を切り替える分岐器を採用している。 アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・モノレール・システムでは、扇形の軌道台に定位と反位の軌道を設け、旋回させることで軌道を切り替える分岐器を採用している。扇形の分岐器はALWEG社が1952年に建設したケルン実験線、日本ロッキード・モノレールが1962年に建設した岐阜試験線、1966年開業の姫路市交通局モノレール線の手柄山駅などにも存在した。 ウォルト・ディズニー・ワールド・モノレール・システムの置換式分岐器。 ロッキード式モノレールの置換式分岐器
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