対空任務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/04 07:45 UTC 版)
「M1 90mm高射砲」の記事における「対空任務」の解説
この高射砲は通常は4門が連携して運用され、M7ないしM9高射指揮装置、またはケリソン指揮装置に管制された。レーダー管制はSCR-268によるものが1941年に開始され一般化し、砲と直接連動するには不充分であったが、交戦中ずっと正確な距離を把握することができた。夜間においてはサーチライトが広域に光線を放ち目標を光にさらしてレーダーを補助することで、昼間と同様に交戦を続けられるようにする。 1944年にこのシステムはSCR-584マイクロウェーブレーダーに更新され劇的に性能が向上した。これにより0.06度(1ミル)の精度と自動追尾機能を獲得した。SCR-584によって方位・距離をベル研究所開発のM3砲データコンピューターとM9管制装置に伝達し、それをもとに砲を目標に自動追尾させる。運用者は全員が砲架の上で作業する。
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