ヒーローポイントとネガティブヒーローポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/22 05:42 UTC 版)
「スペオペヒーローズ」の記事における「ヒーローポイントとネガティブヒーローポイント」の解説
このゲームを特徴付けるものとして、ヒーローポイントとネガティブヒーローポイントがある。ヒーローポイントの概念を採用したゲームは、他にも存在するが、ネガティブヒーローポイントの概念を採用したゲームは、このゲームが最初である。 ヒーローポイントを使うことにより失敗した判定を成功に、成功した判定をさらに成功段階を上げることができる。また、通常は1度に1点しか使用できないヒーローポイントが、キャラクターの負傷度に応じて、1度に複数ポイントを使用することができるようになる。このため、終盤の戦闘などで大怪我をした主人公(または、主人公の仲間)が奇跡の大逆転を演出することがシステム的に可能になっている。 ネガティブヒーローポイント(NHP)とは、ゲームマスターがプレイヤーにヒーローポイントを1ポイント与えることによりプレイヤーキャラクターの行動判定を自動的に失敗にできることである。つまりNHPをもらえばもらうほど後で使えるヒーローポイントが増えるのである。これによってスペオペにおけるヒーローは物語の初期においては、容易な行為判定であっても失敗し危機に陥る。例えば、物語の序盤では、なぜか重要な情報に気づかない(気づく判定に成功しても、NHPで判定失敗にできる)、序盤の戦闘で不覚を取って負傷する、遭難ネタをやろうとしているのに宇宙船の整備や航行に気を使うPCを制止する、というように、ゲームマスターがストーリーのコントロールをやりやすくなっている。
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