ヒーローポイントとヒーロー効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/06 02:08 UTC 版)
「ワープス」の記事における「ヒーローポイントとヒーロー効果」の解説
WARPSのPCには「ヒーローポイント」という数値が与えられている。このポイントを消費することで、物語の伏線が突如明らかにされたかのようなドラマチックな展開を起こすことができる。これをWARPSでは「ヒーロー効果」と呼ぶ。 たとえば「実はそこにいた」という効果を使えば、直前のシーンでどこにいようとも今演じられているシーンに現れることができる。「実は知っていた」という効果を使えば、情報収集の必要なく特定の情報をすでに知っていたことになる。 これら様々なヒーロー効果を使うことで、作りたてのキャラクターでも物語の主人公のように活躍できるようになる。また、ヒーロー効果は複数段階に分けられており、キャラクターのレベルが上がるほど強力な(破天荒な)ヒーロー効果を使用できる。 アメリカのTRPG「ジェームズボンド007」で既にヒーローポイントは存在していたが、行為判定の失敗を成功にするといったようなものであり、WARPSのヒーロー効果ほど派手なものではなく、あまり注目されていなかった。しかしWARPSの登場以降、多くのTRPGがヒーローポイントに類する概念を導入している。WARPSのように劇的な効果を及ぼすものとしては、F.E.A.R.による「ブレイクスルーリソース」の概念(例えばトーキョーN◎VAの「神業」など)がその流れを継承する代表的な存在と言える。
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