ヒルリピ【ヒルリピ】(草花類)
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登録番号 | 第13080号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルリピ よみ:ヒルリピ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | マリウス ヤン タス | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ヒルチェルテス」の枝変わりであり、花は淡紫ピンクの地色にピンク白色の覆輪が入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数が極少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は極高、節数はやや多である。茎の長径はやや細、硬さは剛、折れの難易は難、色は灰緑、ろう質の有無、1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の地色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、複色模様色及び裏面の色はピンク白(同9701)、色彩模様は覆輪、複色割合は中、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはやや浅、数及び花弁の長さは中、幅はやや狭、数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。「パール・ピンク」及び「パステルピンクバーバラ」と比較して、葉巻き程度が弱いこと、色彩模様が覆輪であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1998年に出願者の温室(オランダ王国)において、「ヒルチェルテス」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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