ヒルチェルテス【ヒルチェルテス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8057号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ヒルチェルテス よみ:ヒルチェルテス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヒルベルダ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424CA デ クワケル マインスヘーレンウェッヒ 15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン ヨハネス ヒルベルダ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ヒルテッシン」の枝変わりであり,花は鮮紫ピンクの地色に黄白色の覆輪が入る垂咲で,中輪の切花向きの品種である。草姿は中間,開花時草丈はかなり高,節数はやや多である。茎の長径はやや細,硬さはやや剛,折れの難易は中,中央部の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数はやや多,側枝の着生位置は主に中部,節間長は中,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長はやや短,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は円柱形,大きさは中,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲,花径は中,地色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9704),複色模様色は黄白(同2901),色彩模様は覆輪,複色割合は中,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は中,花弁の長さ,幅及び数は中,ほう葉の形はⅠ型及びⅢ型,数は4枚,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さは中,長さはやや長,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性はかなり晩生,がく割れの難易性は難である。「ブレミュゼ」と比較して,葉巻き程度が弱いこと,花の地色が鮮紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1993年に出願者の温室(オランダ王国)において,「ヒルテッシン」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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