パーソナルコンピュータでの再生環境の標準化とは? わかりやすく解説

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パーソナルコンピュータでの再生環境の標準化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 03:43 UTC 版)

ミュージックシーケンサー」の記事における「パーソナルコンピュータでの再生環境の標準化」の解説

1990年代入りAppleQuickTime発表バージョンアップ過程GM互換ソフトウェアMIDI音源組み込み、ムービープレーヤでMIDIデータ再生できるようにした。元からMacintoshではオーディオ入出力標準備えていたこともあり、音源チップ搭載した拡張カード用いなくても楽音再生が可能であったため、CPU能力QuickTime仕様満たしていればどの機種でも簡易ながらMIDIデータ再生が可能となった。 このソフトウェア音源コンピュータ内部シーケンサからルーティングして制作用の音源とすることにより、ノートパソコン外付け機器無しでも楽曲MIDIデータ作成が可能となり、ミュージシャンノートパソコン持ち歩いて移動中の列車ツアー宿泊先作編曲ツールとして場所を問わず作業可能になった。 対して当時PC/AT互換機音声入出力標準では装備せず、サウンドブラスターなどの拡張カード用いる必要があった。サウンドブラスターにはヤマハFM音源チップ搭載されており、もっぱらゲーム効果音/BGM用として用いられていたが、アップル動向に遅れること数年DirectX制定本体Audio Codec 97標準搭載する仕様義務づけることでPC/AT互換機も本体のみでMIDIデータ再生標準で可能となった1990年代中頃からのインターネットブームではPC/AT互換機Macintosh双方MIDIデータ再生標準可能になったこともあり、WWWブラウザ上でMIDIデータ再生することが可能となった。これにより埋め込み用のMIDIデータ配布されるようになった

※この「パーソナルコンピュータでの再生環境の標準化」の解説は、「ミュージックシーケンサー」の解説の一部です。
「パーソナルコンピュータでの再生環境の標準化」を含む「ミュージックシーケンサー」の記事については、「ミュージックシーケンサー」の概要を参照ください。

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