パノラマ島綺譚編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 09:31 UTC 版)
「乱歩奇譚 Game of Laplace」の記事における「パノラマ島綺譚編」の解説
コモダ ゲンザブロウ 声 - 一条和矢 パノラマ島所有者でパノラマ島事業運営者であるコモダコーポレーション会長。68歳。 密室内でマネキン倒壊による圧死・窒息死したところを発見される。 従業員を奴隷のように酷使し、それを政権与党への献金などでごまかしていた。黒蜥蜴は「二十面相が狙いそうなクズ中のクズ」と評している。 ヒトミ ヒロスケ 声 - 大竹宏 共同企画者としてコモダ会長と共にパノラマ島事業を行っていた、パイパーアートプロデューサー兼芸術家兼起業家。65歳。 ヒガシコウジ チヨコ 声 - M・A・O コモダ建設の事務員。 過酷な労働で死に追いやられた友人の家族への謝罪と賠償をコモダとヒトミに直談判するが、2人に目をつけられ、「死亡した友人家族への謝罪と賠償」「従業員の待遇改善」と引き換えにパノラマ島に展示する女体マネキンのモデルとなることを強要される。しかし、待遇改善の約束は果たされず、さらに自分の裸体が展示される嫌悪からコモダとヒトミを殺害した。 ナミコシ 声 - 福山潤 アケチの中学時代の同級生。初代二十面相。 家では親に、学校ではクラスメイトから日常的に暴力を受ける。 アケチと同等の知能を持ち、そこに興味を持ったアケチから話しかけられる。クラスメイトによるいじめから助けたり、図書館という居場所をアケチから貰うが、そこまで優しくしてくれるのは自分の知能と数式のおかげだと思い込み、唯一の絆である数式に固執し始める。 社会を変革する法則「暗黒星」の作成に乗り出すが、アケチから致命的な欠陥を指摘され決別する。暗黒星を使って立て続けに事件を起こした後、焼身自殺を偽装し、さらに自らのデータをわざと流すことによって、初代二十面相を伝説の存在とし、模倣犯が次々と現れるように仕向けた。ミナミの協力で復活を演出してマスコミの注目を集め、マスコミや警察の中に存在する信奉者を使い社会の変革を企て、再び自殺することで二十面相を完全に伝説の存在とし、暗黒星を完成させようとしたが、アケチに救出される。しかし、アケチが握った手を自ら離し、落下した。死亡したものと見なされているが、遺体は発見されていない。
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