パイオニア_(防護巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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パイオニア (防護巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 03:18 UTC 版)

艦歴
発注 アームストロング・エルジック造船所
起工 1897年12月16日
進水 1899年6月28日
就役 1900年7月10日
退役
その後 1931年2月18日海没処分
性能諸元
常備排水量 :2,200トン
全長 95.7m
91.5m(水線長)
全幅 11.0m
吃水 4.5m
機関 ノルマン・ソーニクロフト式石炭専焼水管缶8基
+直立型3段膨張式レシプロ機関2基2軸推進
最大出力 7,000hp
最大速力 18.5ノット(公試時:20.5ノット)
航続距離 19ノット/2,500海里(石炭:500トン)
乗員 235名
兵装 アームストロング Marks I 10.2cm(40口径)単装砲8基
オチキス 47mm機砲8基
マキシム機関銃3丁
45.7cm水中魚雷発射管単装2基
装甲 甲板:25~50mm(主甲板)
主砲坊盾:3.35mm(最厚部)
司令塔:76mm

パイオニア (HMS Pioneer) は、1899年進水イギリス海軍防護巡洋艦ピローラス級の1隻。1913年からはオーストラリア海軍に移籍し「HMAS パイオニア(HMAS Pioneer)」となった。

艦歴

1897年12月16日起工。1899年6月28日進水。1900年1月23日竣工。1900年7月10日就役。

就役後、地中海に配備され、次いでオーストラリアに配備される。

1912年にオーストラリア海軍へ譲渡され、1913年3月1日にオーストラリア海軍で就役。

第一次世界大戦が始まると、「パイオニア」はオーストラリア西岸で1914年8月16日と8月26日にドイツ船を拿捕した。

1914年11月1日、フリーマントル沖で護衛として兵員輸送船団に加わる。しかし、機関の故障のため「パイオニア」はフリーマントルに後退した。

1915年1月9日、「パイオニア」はフリーマントルを出港しアフリカへ向かう。2月6日にザンジバルに到着した「パイオニア」は、ドイツ領東アフリカ沖で封鎖任務に従事した。1915年7月にはルフィジ川河口に潜むドイツ巡洋艦「ケーニヒスベルク」攻撃に参加。また、1916年にはダルエスサラームタンガ砲撃も行った。

1916年8月22日、「パイオニア」はザンジバルを離れオーストラリアへ向かった。10月22日、シドニーに到着。

1916年11月7日退役。1931年2月18日、シドニー沖へ沈められた。

関連項目

外部リンク


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