バラトンセントジェルジ - タポルツァ - ウク線とは? わかりやすく解説

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バラトンセントジェルジ - タポルツァ - ウク線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 02:13 UTC 版)

ハンガリー国鉄
バラトンセントジェルジ - タポルツァ - ウク線の路線図
路線番号 26
路線総延長 35 km
軌間 1435 mm
最高速度 80 km/h

バラトンセントジェルジ - タポルツァ - ウク線ハンガリー語: Balatonszentgyörgy–Tapolca–Ukk-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は26

運行形態[1]

特急(IC)

  • バラトン号: ブダペスト - バラトンセントジェルジ - ケストヘイ
    2時間に1本の運行。バラトンセントジェルジ以南は30号線に直通する。
    2018年以前は、夏季は特別快速(Ex)、夏季以外は特急(O)として運行していた。2020年9月末に、全てインターシティ(IC)に格上げされた。
  • ケークフッラーム号: ブダペスト南駅 - タポルツァ - ウク - ソンバトヘイ 【夏季運行】
    夏季のみ、一日1往復の運行。金・土曜にソンバトヘイ行が、土・日曜にブダペスト行が、一日1往復増発される。タポルツァ以西は29号線に、ウク以西は25号線に直通する。
    2017年以前は通常の特急(O)として運行して、シュメグにも停車していた。2018 - 2020年度は、区間特急(S)として運行していた。2021年度に特急(IC)に格上げされ、シュメグ通過となった。

快速(IR)

  • ヘリコン号: バラトンセントジェルジ - ウク - ジェール
    2時間に1本の運行。ウクを通過し、ウク以北は25号線に直通する。
    2019年末に運行を開始した。2023年4月以前は、一部がゴーガーンファに停車していた。
  • デーリパルティ号: ブダペスト南駅 - バラトンセントジェルジ → ケストヘイ 【夏季運行】
    一日あたり、片道1本のみの運行。バラトンセントジェルジ以南は30号線から直通する。
    過去の運行形態
    2021年度に、区間特急(S)の種別で運行を開始した。
    2022年度に、快速(IR)に種別変更された。

特急(Ex)

  • フェニヴェシュ号: ペーチ - バラトンセントジェルジ - ケストヘイ 【夏季運行】
    夏季限定で、一日1往復の運行。
    過去の運行形態
    2018年以前は、ペーチ - タポルツァ間に、平日は夏季のみ、休日は通年運行していた。26号線内は、ラポシュカを除く各駅に停車していた。
    2019年以降、ベツェヘジも通過となった。
    2019年末より、南行に限りラポシュカ停車となった。
    2020年末に、快速(IR)ヘリコン号に吸収される形で休止。
    2023年度に夏季限定で、ケストヘイ以南に限り、区間特急(S)の種別で一日1往復の運行を再開した。
    2024年度より、エクスプレス(Ex)に種別変更となった。

  • タヌーヘジ号: ケストヘイ - ウク - ジェール 【夏季運行】
  • レセンツェ号: ケストヘイ - ウク - ソンバトヘイ 【春季・夏季運行】
    春季はレセンツェ号のみ一日1往復、夏季はレセンツェ、タヌーヘジとも一日1往復、合わせて2往復の運行。ウク以北は25号線に直通する。停車駅は快速(IR)相当だが、ラポシュカとウクにも停車し、タヌーヘジ号の北行とレセンツェ号の南行に限りアルショージェネシュにも停車する。
    過去の運行形態
    2017年以前は、特急(Gy)として運行していた。アルショージェネシュ、ラポシュカは上下とも通過していた他、北行のジェール行のみバラトネデリチに、南行のソンバトヘイ発のみウクに停車していた。
    2018,19年度に、ジェール発着便に限り特別快速「エクスプレス(Ex)」として運行していた。
    2020年度に、ジェール発着便が休止となり、一日1往復の運行となった。ソンバトヘイ発着便は、夏季のみアルショージェネシュとバラトネデリチ停車となった。また夏季の北行がセントジェルジ始発となった。
    2021年度は、区間特急(S)に種別変更された。夏季の本数が毎日2往復に増発され、上下ともケストヘイ発着となった。バラトネデリチは全て停車、春季の南行1本と休日北行1本がアルショージェネシュに、夏季の便および休日の北行1本がラポシュカ停車となった。
    2022年度は、普通に種別変更された。夏季のうち1往復がアルショージェネシュ通過となった。ラポシュカ、ウクは通年上下とも停車となった。
    2023年度より、区間特急(S)に種別変更された。タヌーヘジ、レセンツェの愛称名がつけられ、タヌーヘジ号はジェール発着となった。
    2024年度より、エクスプレス(Ex)に種別変更となった。

区間特急(S)

下記2系統が運行される。

  • ブダペスト南駅 ← バラトンセントジェルジ ← ケストヘイ
    ケストヘイ→ブダペスト方面のみ、一日1本運行。
    過去の運行形態
    2018年以前は、夏季の毎日と春・秋の休日に運行していた。夏季に限り、フェネークプスタにも停車していた。
    2019年以降、フェネークプスタは通過となった。
    2019年末より、ブダペスト方面行に限り通年運行となり、ケストヘイ方面は夏季限定となった。
    2022年度に、ケストヘイ方面の運行が取りやめられ、一方でブダペスト方面行は夏季を除き一日2本に増発された。
    2023年度に、片道1本の運行となった。

普通

下記3系統に分かれる。

  • フォニョード → バラトンセントジェルジ → ケストヘイ
    一日あたり、片道1本のみの運行。
    過去の運行形態
    2018年以前は、バラトンセントジェルジ - ケストヘイ間の運行が中心で、2時間に1本運行していた。殆どの列車がフェネークプスタに停車していた。
    2018年末に、フェネークプスタ停車が一部列車のみとなった。
    2019年末に、フォニョード始発の1本を除き運行休止となった。

  • S34系統: ブダペスト南駅 - バラトンセントジェルジ - ケストヘイ (バゴイヴォナト号) 【夏季運行】
    夏季限定で、一日2往復(週3日に限り2.5往復)の運行。バラトンセントジェルジ以南は30号線に直通していた。
    過去の運行形態
    2020年以前は、週3往復の運行であった。
    2021,22年度は通年運行で、一日1往復(週3日に限り2往復)の運行であった。
    2023年度より、再び夏季限定の運行となり、一日2往復(週3日に限り2.5往復)となった。

  • (バラトンセントジェルジ - )シュメグ - ウク
    バラトンセントジェルジ - ケストヘイ間は一日1往復、ケストヘイ - タポルツァ間は一日7往復、タポルツァ - シュメグ間は一日4往復の運行。シュメグ - ウク間は2時間に1本の運行。夏季は、ケストヘイ - タポルツァの区間運転が2時間に1本、ラポシュカとベツェヘジ通過で運行する他、土曜・休日に深夜便「バゴイヴォナト」号が運行する。
    過去の運行形態
    2018年以前は、1-3時間に1本、平均2時間に1本の運行。ベツェヘジ・ニールラク・ウジャにも半数以上が停車していた。夏季は、時間帯によりタポルツァ - ケストヘイ間の区間運転が2時間に1本運行し、ウク発着の列車はベツェヘジとラポシュカを通過していた。アルショージェネシュは全列車が停車していた。
    2018年末に、ベツェヘジとニールラクは半数以上が通過となった。
    2019年末に、快速運行開始に伴い、普通列車は大幅に減便され、バラトンセントジェルジ - ケストヘイ間は一日2.5往復、ケストヘイ - タポルツァ間は一日5.5往復、タポルツァ - ウク間は一日3.5往復となった。また、ニールラクは全列車通過となった。
    2020年末に、バラトンセントジェルジ - ケストヘイ間が一日1往復に減便された一方、ケストヘイ - タポルツァ間は一日6.5往復、タポルツァ - シュメグ間は一日4往復に、シュメグ - ウク間は2時間に1本の本数に増発された。ウジャは一日1.5往復しか停車しない様になった。また、夏季の増発便がケストヘイ - タポルツァ間に2時間に1本の運行となり、停車駅もジェレク - タポルツァ間ノンストップとなった。
    2023年度より、ケストヘイ - タポルツァ間は一日7往復となった。
    2024年度より、未明の南行1本がアルショージェネシュ通過となった。また夏季は全列車がバラトネデリチ停車となった。

  • 過去の運行系統
    • カポシュヴァール - バラトンセントジェルジ - タポルツァ 【平日運行】
      平日のみ(ただし夏季は運休)、一日1往復運行していた。上記区間特急と同一ダイヤであった。バラトンセントジェルジ以南は30号線に直通していた。ベツェヘジ停車、ラポシュカ通過であった。
      2018年末にベツェヘジ通過、2019年末に南行に限りラポシュカ停車となった。2020年末に休止。
    • カポシュヴァール - バラトンセントジェルジ - ウク - ツェルデメルク/ソンバトヘイ
      一日1往復運行していた。冬季はツェルデメルク、夏季はソンバトヘイ発着。バラトンセントジェルジ以南は30号線に、ウク以北は25号線に直通していた。ベツェヘジにも停車していた。
      2018年末にベツェヘジ通過となった。2019年末に、快速(IR)に吸収される形で休止。


駅一覧

以下では、ハンガリー国鉄26号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • O(橙):特急
    • IR:快速
    • S:区間特急
    • Sz:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:大部分停車、一部通過
    • ∨▲印:カポシュヴァール方面は停車、ツェルデメルク方面は通過
    • 印:大部分通過、一部停車
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ IC IR S Sz 接続路線 所在地
26 バラトンセントジェルジ駅 - 0 30号線(ブダペスト方面、ナジカニジャ方面) ショモジ県 マルツァリ郡
  フェネークプスタ駅(休止中 *1)   (4)   ザラ県 ケストヘイ郡
ケストヘイ駅 10 10  
アルショージェネシュ駅 2 12      
ジェネシュディアーシュ駅 2 14      
ヴォニャルツヴァシュヘジ駅 2 16      
バラトンジェレク駅 4 20      
ベツェヘジ駅 2 22      
バラトネデリチ駅 3 25       ヴェスプレーム県 タポルツァ郡
ラポシュカ駅 6 31      
タポルツァ駅 4 35   29号線(セーケシュフェヘールヴァール方面)
ウジャバーニャ下駅 9 44    
ウジャ駅 2 46    
シュメギ・バザルトバーニャ駅 5 51     シュメグ郡
シュメグ駅 4 55    
  ニールラク駅(休止中 *1)   (57)    
ザラジェメレー駅 5 60    
ゴーガーンファ駅 1 61    
ウク駅 2 63   25号線(ブダペスト方面、ザラエゲルセグ方面)

(*1) 2019年12月休止。

出典

  1. ^ 2015-2016. évi vasúti menetrend (ハンガリー語)

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