ノンアルコールの名産品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 14:12 UTC 版)
「アルゼンチン料理」の記事における「ノンアルコールの名産品」の解説
アルゼンチンでは多種多様なノンアルコール飲料も楽しまれている(ただし、時々両方の「ファミリー」が混ざっていることがあり、例えばジェルビアオ(yerbiaoはマテ茶と「カーニャ」やジンを混ぜたものである)。これらの中で、マテ茶は長い間最も広く楽しまれており、2006年にはアルゼンチンで70万トン以上が収穫され、そのほとんどが国内で消費された。マテ茶は世界中でも評価されており、アルゼンチンの主要な輸出品目の一つでもある。 しかしながら、マテ茶がコーノ・スールで非常に普及しているという事実があっても、旅行者はこの地方で他の飲料がまれであると考える必要はなく、特にアルゼンチンではヨーロッパの強い文化的影響によって、コーヒーも一般的に非常に愛飲されている(年間一人あたり141杯)。チョコレート飲料もまた人気がある(チョコレートの原産地はメソアメリカだが、食べるのはスペインの影響である)。チョコレート飲料の消費は、秋から冬にかけて、また国土の寒い地域で増加し、初等教育機関ではアルゼンチンの二つの国民的な日付である5月25日(五月革命)と7月9日(独立記念日)にチョコレート飲料を飲む伝統がある。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスと極東との交流により強化されたイギリス文化の影響で、紅茶もよく飲まれている。 薬草は国中でよく使われており、代表的なものとしてはカモミール、サルビア・リフレクサ(英語版)、ボルド(英語版)、ポレオ、ペペリナ(英語版)、carqueja、タイム、canchalagua、ヘンルーダ(macho と hembra、「男」と「女」の意)、ゼニアオイ属、ローズマリー、トケイソウ、bira bira、palán palán、muña muñaなどが挙げられる。これらのハーブの多くは、アルコール度数の有無に関わらず、アペリティフやビターにも使われている。
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