ネイティブアプリケーション系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:14 UTC 版)
「フルブラウザ」の記事における「ネイティブアプリケーション系」の解説
ここでは、Javaアプリケーションでなく、携帯電話のオペレーティングシステム上で直接(ネイティブに)動作するもの(端末内蔵のもの)を挙げる。 NetFront Browser ACCESSが開発したブラウザ。NetFront自体はこれまで携帯電話やPDA、情報家電などの端末に使われてきた実績がある。 携帯電話に組み込まれたものとしてはNTTドコモの「N901iS」が最初で、以降は「フルブラウザ」(NTTドコモ)、「PCサイトブラウザ」(ソフトバンクモバイル)として様々な機種に搭載されている。また、スマートフォン/PDA用にWindows Mobile版もリリースされている。 愛・地球博においてKDDIが提供するWindows Mobile 2003搭載端末「愛・MATE」に採用されていた。 Opera Mobile ノルウェーのソフトウェア会社Opera Softwareによって開発されたウェブブラウザのモバイル版。「スモールスクリーンレンダリング技術」と呼ばれる、小型の画面にレイアウトを乱すことなくPC向けのWebサイトを表示する独自の技術を備えているのが最大の特徴。日本版ではこれに携帯向け表示モードも追加されている。 日本では「AH-K3001V」(WILLCOM/京セラ)が最初に搭載、その後KDDI・沖縄セルラー電話連合(いずれも以下au) のCDMA 1X WIN端末「W21CA」に「PCサイトビューアー」として搭載されている。 Picsel Browser 英国スコットランドにあるピクセルテクノロジーによって開発され、NTTドコモのN904i/N905i/N905iμに搭載されている(画面上の表記はビューアタイプであり、NetFrontも同時に搭載されこちらはスタンダードタイプと表記されている)。 NTTドコモ・au・ソフトバンクモバイルの携帯電話に搭載されているフルブラウザを利用する際には、パケット定額に対応していることが謳われていても、料金が通常よりも2000円近く高くなってしまう。また、NTTドコモで定額利用する場合は「パケ・ホーダイフル」に加入する必要がある(「パケ・ホーダイ」では定額利用できない)。この「料金やオプション契約の差」は次項のJavaアプリケーション系には当てはまらない。
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