ナロー‐バンドとは? わかりやすく解説

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ナロー‐バンド【narrow band】

読み方:なろーばんど

低速通信回線のこと。高速・大容量通信回線意味するブロードバンド対する語。


ナローバンド

別名:狭帯域
【英】narrow band

ナローバンドとは、通信速度比較低速通信回線、および通信サービスのことである。ブロードバンド対義語として用いられる

どの程度速度をナローバンドと呼ぶか、明確な数値があるわけではないが、ISDN利用される128kbps程度それ以下速度を指す場合が多い。ナローバンドは、動画のように大容量データを満足に送受信することが難しいが、通信インフラとしてすでに普及しており広範囲利用可能であるという利点がある。

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ナローバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 04:43 UTC 版)

ナローバンド(Narrow band)とは狭帯域通信の事である。

電話におけるナローバンド

電話におけるナローバンドは、0.3~3.1または3.4kHzの音響信号を伝送できるものである。

無線電信におけるナローバンド

無線電信におけるナローバンドとワイドバンドとの線引きは、相対的な比較や時代によって変遷してきた。

有線データ通信におけるナローバンド

有線データ通信におけるナローバンドは、ブロードバンドより通信速度の遅いものをさす。米国連邦通信委員会(FCC)は下り25Mbps/上り3Mbps未満が、日本の総務省は公衆交換電話網ISDN・一般専用線が、該当する。

ADSL 1.5Mbps・ISDN 一次群速度インターフェース(PRI:Primary Rate Interface)1.544Mbps(T1)及び2.048Mbps(E1)・基本速度インタフェース(BRI: Basic Rate Interface)128kbpsなどが代表例である。

特徴

周波数帯域が広いものや、通信速度の速いものと比較して次の特徴がある。

  • ナローバンドだけなら国内のほぼ全域(=ほぼ全ての市・町・村)に提供されている。
  • 同じ伝送路多重化できる回線数が多い。
  • 有線通信の場合、放射雑音が少なく、外部からのノイズにも強い。
  • 同じ伝送距離を確保するためのエネルギーが少ない。
  • 低位規格の伝送路の使用が可能である。
  • 回路規模を小さくすることが可能である。

脚注

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関連項目


ナローバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/07/19 18:17 UTC 版)

電話 (電波型式)」の記事における「ナローバンド」の解説

ナローバンドは、0.3~3.1または3.4kHzの音響信号伝送できるのである会話のための音声伝送として、移動体通信電話網多重伝送業務無線などに用いられている。

※この「ナローバンド」の解説は、「電話 (電波型式)」の解説の一部です。
「ナローバンド」を含む「電話 (電波型式)」の記事については、「電話 (電波型式)」の概要を参照ください。

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