ナムコアンソロジー版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 04:26 UTC 版)
「バベルの塔 (ゲーム)」の記事における「ナムコアンソロジー版」の解説
ナムコアンソロジーのvol.1に収録されており、従来のFC版(クラシック版)とアレンジ版のバベルの塔をプレイできる。以下アレンジ版の特徴を挙げる。 ステージの刷新が多く、新作面がかなり多い。また、FC版では水晶球の数は全部で3個だったが、アレンジ版はそれ以上の個数が登場する面がある。 FC版ではフロアに天井が存在したが、アレンジ版は天井が存在せず、最上段にブロックがあった場合、その上を歩いて通過することができる。しかし、天井にブロックを設置することはできない。 背景やBGMに種類があり、また石(木や金属、レンガのものもあるため、本作ではブロックと呼ぶ)やツタ(ツタの代わりに梯子、ロープ、鎖が登場することも)のデザインが異なることがある。 パスワードの入力が不要。クリアしたフロア数だけセーブされる。 ウルのスピードが遅い。 インディーがブロックを抜き取ったとき、宙に浮かんでいるブロックの落下するタイミングが若干早くなっている。 ビッグパスワード解読のための古文書が各フロアに置かれている。この古文書を取ることによって、8面ごとのビッグパスワードの間のタイトル画面のヒントが解読できるようになる(場所によっては、とんでもない所にある。また、取らなくてもクリアは可能)。 FC版ではランプ使用中でブロックの真ん中でコマンドを解除するとインディーは即死するが、本作では即死せず、そのまま自動的に横にスライドし、ブロックの外に放り出される(インディーの向きにしたがって動く。その間は操作不能)。また、ランプを使って床をくぐり抜けることも可能になっている。 アンソロジー版では、床の下半分の判定が異なり、FC版ではブロックを持ったままでは通り抜けられなかった隙間が通り抜けられる面がある。 アナザー(裏)バベルをプレイすると更にニューバベルが待っている。難度はアナザーより劣るが、プレイに根気を必要とする面が多い。また、背景が滝、宇宙、ナムコの間(バックに往年の名作のグラフィックが登場する)、ジャングル、天空城などとかなり趣向が凝らされた面がある。 ナムコアンソロジー版のみ、自分でステージを作れるエディット機能を搭載しており、ある条件を満たすことで遊べるようになる。FC版を踏襲したX68000版にもエディット機能は搭載されているが、本作ではより機能が豊富になっており、パワーは255まで設定可能、ウル、バベルズ、コウモリ、水晶玉、古文書などは合わせて32個まで置くことができる。また、24種類の背景を選ぶことができる。フロアはメモリーカードの容量だけ製作可能。一ブロック消費する。
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