ナインティナイン岡村隆史への糾弾
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「藤田孝典」の記事における「ナインティナイン岡村隆史への糾弾」の解説
2020年4月24日(23日深夜)に放送された『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)の中で、リスナーから「新型コロナのせいで、今後しばらくは風俗に行けなくなるのが残念だ」という趣旨の相談があり、これに対しパーソナリティの岡村隆史は「今は辛抱。でもコロナが収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢(風俗嬢)をやります。なぜかというと、短期間でお金を稼がないと苦しいですから」「かわいい子たちが絶対入ってきますから。だから、今は我慢しましょう。(コロナ収束までに)風俗に行くお金を貯めておいて、それを目標に、今は踏ん張りましょう」などとコメントする一幕があった。この発言に対しては、「コロナ不況による貧困で性産業に就かざるを得ない人が出ることを肯定している」との批判が岡村や放送局に殺到する事態となり、ニッポン放送は翌週の4月27日に「女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言があった」として謝罪を行い、番組ホームページにも同様のコメントを掲載した。 この発言を特に問題視していたのが藤田で、一次的な情報を用いず、第三者からの伝聞によって執筆したインターネットニュースの記事が騒動の拡大を招いたとの指摘がある。文筆家の古谷経衛は「岡村氏の発想は不況下で美人風俗嬢の入店を期待する女衒のような価値観で、決して褒められたものでは無く、批判されて謝罪する展開になることは道理である」としつつも、藤田がYahoo!ニュースの執筆記事のタイトルを『“岡村隆史「お金を稼がないと苦しい女性が風俗にくることは楽しみ」異常な発言で撤回すべき”』と歪曲した点を問題視しており、古谷は「岡村氏は「楽しみ」などとは一言も言っておらず、本人が言っていないことをさも述べたかのように見出しで二次加工するのは、いささか記事の作り方としては下品である」と述べ、岡村に対する謝罪の強要、そして岡村へレギュラー番組からの降板を求める大規模な署名活動にまで至った、藤田の常習的な歪曲表現を痛烈に批判した。
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