ドラムプリンターとは? わかりやすく解説

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ドラムプリンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 04:24 UTC 版)

ラインプリンター」の記事における「ドラムプリンター」の解説

典型的なドラムプリンターの設計では、プリンター印刷できる列数 (一行の中の文字数) と一致する数の印刷ホイール並び、その外周固定フォント文字セット刻印されている。大きなドラム (円柱) を形成するために結合されホイール高速回転し、紙とインクリボン印刷位置通過するためにステップ(移動)される。各列の所望文字印刷位置通過すると、ハンマー用紙裏面から叩きリボンドラム用紙押し付けて所望文字連続紙記録する字形 (文字) を載せたドラムは常に一定の速さ動き続けるため、ハンマー打込み後退動作非常に速くなければならないハンマー一般的に可動部取り付けられボイスコイル英語版)によって駆動される多く場合文字配列ドラム周りずらされ、列ごとにずれている。これにより、ダッシュの完全な行("--------...")のようなすべての列で同じ文字からなる行を印刷するときに、すべてのハンマー同時に打ち込まれることを防ぐ (ただし、印刷された行ドラム上の文字レイアウト一致する。("@ABCDEFGHIJKLMNOP@ABCDEFGHIJKLMNOP......")。 低コストプリンターは、各列にハンマー使用しない代わりにハンマーが1列おきに用意されており、ハンマーバンク全体が、追加ボイスコイルによって駆動され左右にシフトするように配置されている。この形式プリンターでは、文字ドラムを完全に2回転させる必要があり、1回転がすべての奇数」列の印刷使用されもう1回転がすべての偶数」列を印刷するために使用される。ただし、利点として、ハンマー磁石、および関連する駆動電子機器は、チャネル数の半分(プラス1)だけが必要である。 CDC製の (少なくとも1機種の) 低価格プリンターは、ハンマーバンクを静止させたまま、用紙横方向移動させることで、同じ目的達成する。 Dataproducts (英語版) 社はドラムプリンターの典型的なベンダーで、ハンマーフルセット (例え600ライン/分の出力) とハンマーハーフセット (出力300 LPM) の両方備えた類似モデル多く販売していた。

※この「ドラムプリンター」の解説は、「ラインプリンター」の解説の一部です。
「ドラムプリンター」を含む「ラインプリンター」の記事については、「ラインプリンター」の概要を参照ください。

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