デュゲイ・トルーアン級軽巡洋艦
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デュゲイ・トルーアン級軽巡洋艦 (フランス語: Croiseurs Légers de la classe Duguay Trouin) は、フランスの巡洋艦[1]。第一次世界大戦終結後、フランス海軍が初めて建造した近代型軽巡洋艦である[2]。3隻(デュゲイ・トルーアン、ラモット・ピケ、プリモゲ)が竣工した[2]。防御力を代償に速力を重視した設計であり、海軍休日時代におけるフランス巡洋艦の起点となった[3]。本級は列強海軍軽巡洋艦の中で初めて全主砲を砲塔に収めた型式の艦である。
注釈
- ^ 建造時はドイツ帝国海軍のグラウデンツ級軽巡洋艦レーゲンスブルクである[5]。
- ^ 建造時はドイツ帝国海軍のケーニヒスベルクである[7]。
- ^ 建造時はドイツ帝国海軍のコルベルク級小型巡洋艦コルベルクであった。
- ^ 建造時はドイツ帝国海軍のマクデブルク級小型巡洋艦シュトラールズントであった[8]。
- ^ 建造時はオーストリア=ハンガリー帝国のヘルゴラント級軽巡洋艦(偵察巡洋艦)ノファラ (SMS Novara) であった[9]。
脚注
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 61aフランス/軽巡洋艦「デュゲイ・トルーアン」級 DUGUAY TROUIN CLASS
- ^ a b c d 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 61b.
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, pp. 225–227■ワシントン条約下の巡洋艦
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 67a〔戦利・貸供与艦〕フランス/軽巡洋艦「ストラスブール」 STRASBOURG
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 38ドイツ/小型巡洋艦「グラウデンツ」級 GRAUDENZ CLASS
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 67b〔戦利・貸供与艦〕フランス/軽巡洋艦「メス」 METZ
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 42ドイツ/小型巡洋艦「ケーニヒスベルク」級 KöNIGBERG CLASS
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 36ドイツ/小型巡洋艦「マクデブルク」級 MAGDEBURUG CLASS
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 56オーストリア・ハンガリー/偵察巡洋艦「改アドミラル・スパウン」 MODIFIED ADMIRAL SPAUN CLASS
- ^ 世界の艦船、近代巡洋艦史 2009, p. 227.
- 1 デュゲイ・トルーアン級軽巡洋艦とは
- 2 デュゲイ・トルーアン級軽巡洋艦の概要
- 3 武装
- 4 艦体
固有名詞の分類
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