デハ11形・クハ11形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 03:47 UTC 版)
「東武デハ10系電車」の記事における「デハ11形・クハ11形」の解説
デハ1104 - 1106 クハ1104 - 1106 1937年(昭和12年)に増備されたグループ。10形グループ同様、デハは日本車輌製造製、クハは汽車製造製である。基本的な仕様に変化はないが、ボギーセンター間隔が10形グループの11,700mmから12,000mmに変化し、その分全長も18,652mmと300mm延長されている。また、本グループからはクハの売店が省略されて座席になり、車体色もチョコレート色となるなどの変更点があるほか、前照灯が一般的な取り付け型から砲弾型のケースに変更され、より洗練された印象を与えるものとなった。 本グループはクハ1106が戦災で被災し、同車も一旦原番号で復旧されたものの、大改番に際しては別形式(クハ350形)となり、残り5両についてはデハはモハ5440形に、クハはクハ400形にそれぞれ区分された。 デハ11形・クハ11形 改番一覧竣功時 大改番 備考 デハ1104 - 1106 モハ5442 - 5444 クハ1104 - 1105 クハ403 - 404 クハ1106 クハ350(初代) 戦災復旧車
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