デジタル放送への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/03 16:56 UTC 版)
「ジェイコム北九州」の記事における「デジタル放送への対応」の解説
市販の地上デジタルチューナーを内蔵しているテレビやレコーダーで直接受信ができる。 福岡都市圏でNHK福岡が放送を始めた2006年(平成18年)4月1日から半年間は、まだ北九州エリアでは地上デジタル放送自体始まっていなかったことから、次の対応を取った。 福岡ケーブルネットワーク(後のジェイコム福岡)からジェイコム北九州にトランスモジュレーション方式(ケーブルテレビ独自の周波数に変更して地上デジタル放送を送信)でケーブル再送信。デジタルコースに契約していれば、北九州地区でもSTB(セットトップボックス)を通してNHK福岡2波、RKB毎日放送、福岡放送、TVQ九州放送及びテレビ西日本の地上デジタル放送が視聴が可能だった。 STBで受信した際に接続するテレビがD3以上の端子を備えたテレビであれば、D端子ケーブルで接続することにより本来のハイビジョン画質で視聴できた。 これは当時北九州地区にあるジェイコム北九州の中継局が単独で地上デジタル放送を受信できなかったため、パススルー方式での再送信ができなかったからである。 北九州エリアで地デジ放送が始まった同年10月以降は、自社からのパススルー方式に変わり、NHKは北九州からの放送に変わった。なお、九州朝日放送については地デジ開始自体が全国最後発組だったため、福岡でも同年12月からの再送信開始であった。 アナログ放送終了に伴う対応については、国の要請に基づくJ:COMグループ全体の方針として、2014年度(平成26年度)いっぱいまでデジタル放送をアナログ放送に変換して再送信する「デジ→アナ変換」を実施することになっており、北九州・福岡双方でも実施されるが、引き続き各種機器の地デジ化に向けた取り組みを進めていく。「デジ→アナ変換」を実施する背景としては、回線を引き込んでいる集合住宅に住んでいるが、J:COMとは契約をしていない住民を救済する必要があるため。
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